English Lensー欺く風景

11月14日の記事ー欺く風景ーより、下の日本語を英語にしてみる。

引き潮のときに砂州に立つと、妙におだやかだ。湖畔にいるような気がする。けれど、この場に身をさらしていると、あたかもモンスターが水面下に横たわっていて、起き上がって人を連れ去るのを待っているかような不安も覚える。

部分、部分を英訳していくと、 続きを読む

English Lensー秋のオーク

10月28日の記事ー秋のオークーから、下の日本語を英語にしてみる。

豊かな琥珀色の林冠は、目もくらむような色では、
ヤマナラシやカエデとは比較にならないかもしれないが、
そうした競争がない今、オークは風景の主役となっている。

部分、部分を訳してみると‥ 続きを読む

落ち葉の観想

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©William Ash

「落ち葉」は英語で 、leaf litter 。 litter には、「ごみ、残りもの」などの意味もあるので、落ち葉をゴミ扱いしてやっきになって取りのぞくアメリカ人のフラストレーションを表わしているような言葉だ。森のすばらしいリサイクルシステムへの敬意が感じられない。それに、森の「ゴミ」のなかには、近づいてくる冬の警告を無視している生命の印だって見られる。たとえば、閑散とした裏の森では、林床の落ち葉の間から、スギゴケが小さな緑のお顔を出している。

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Englishー落ち葉の観相

今日の記事ー落ち葉の観想ーより、下の日本語を英語にしてみる。

驚くべきことに、森のなかに近づいてくる冬の警告を無視する生命の印がある。
私たちの林床の乾いた葉の間からは、スギゴケが突き出ているのが見られる。
続きを読む

変化

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©William Ash

リトル・ハンターズ・ビーチの日が暮れてゆく。アーカディア国立公園は、永遠の、不変の景観と表現されることがよくある。おそらく人間のスケールではそうかもしれないけれど、陸地は変化している。ひと雨ごとに、ひとつの潮ごとに、少しずつ浸食される。冬の氷は岩を裂き、コロニーをつくる植物相がその印を残す。

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English Lensー変化

今日の記事ー変化ーの写真をみながら、下の日本語を英語にしてみる。

この国立公園は、永遠の、不変の景観と表現されることがよくある。
おそらく人間のスケールではそうかもしれないが、陸地は変化している。
ひと雨ごとに、ひとつの潮ごとに、少しずつ浸食される。 続きを読む

星のがらくた

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©William Ash

リトル・ハンターズ・ビーチは、アーカディア国立公園のオッター・クリフの近くにある。ここは、地質学上のジャンクヤード。岩の破片は、私たちの星の大きな変化を示している。色は、どんな事象がおき、どう移り変わったかを記している。そして、浜の入り口には、「石を持っていかないでください!」と書かれたボードが立っている。

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English Lensー星のがらくた

今日の記事ー星のがらくたーから、次の日本語を英語にしてみる。

この浜は、地質学上のジャンクヤードだ。
これらの岩の破片は、私たちの星の大きな変化を示している。
色は、どんな事象がおき、どう移り変わったかを記している。

 部分、部分を英訳すると‥ 続きを読む

波と夕暮れ

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©William Ash

日曜日に、ペマキットポイントに行った。岩棚の高みからは、この半島は海洋と空へ突き出しているように見える。砕ける波の轟音のなか、心は静かだ。恋人たちや老夫婦が岩に並んで座って、長い間、ただ海を見つめていた。

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