極北 ~ ステレオ写真(立体写真)5

日本発の飛行機で、カナダ上空を飛行しているときに撮影したステレオ写真(立体写真)。人工の建造物が、全く見られない。ステレオ写真(立体写真)の見方は、こちらのページを参照してね。

水が消える 〜 変わっていく世界

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上の画像は、顕微鏡でみたバクテリアか何かに見えるかもしれない。でも実は、空からの写真だ。NASA Earth Observatoryのサイトにある衛星から撮影されたふたつの写真(下)を合わせて、1984年から2016年にかけてのミード湖の水位の変化がわかるように加工してみた。

黒い部分は、1984年のときから変化がない部分。それに対して、湖の明るく縁取られたような部分や色がついている部分は、2016年までに変化があった部分。湖で言えば、水が消えた部分だ。湖が満タン状態を100%とすると、現在は37%しかない。

どこに消えたかというと、湖の左の場所「ラスベガス」。夜景のように見える所は、ラスベガスで開発が広がった場所で、湖の水位が低くなりはじめたのは2000年からだという。この残りの水が消えたら、ラスベガスはどうするのか?

the_world_lv_lake_mead_19841984年のラスベガス(左)とミード湖(右)

the_world_lv_lake_mead_2016 2016年のラスベガスとミード湖。

話の詳細を知りたい人は、NASA Earth Observatoryをクリックしてください。

悪魔の足の爪

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©William Ash

この足の爪は、イギリスの東アングリアの野原で見つけた。「悪魔の足の爪」と呼ばれて、ポケットに入れて持ち歩けば、リューマチによる痛みがやわらぐと思われていた。写真のものは長さ7.5センチあり、お守りとしてはかなり大きいものになる。

ホントのところ、悪魔のものでもなければ、その手の生きものの足の爪ではない。2億5000万年から6500万年の間に、浅い水辺で生きていたとされるカキの仲間、Gryphaeaの殻 。こんな名前をつけて、それをお守りにする英国人。言葉の裏の裏をいくようで、さすが。

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アポロが見たもの〜月のクレーター

今ではデジタル化によって、何枚もの写真を簡単に一枚の大きな写真に合成できる。でも、アポロ計画が行われたが当時はちがった 。NASA’s Project Apollo Archiveを見れば、宇宙飛行士が、機材が壊れたり操作ミスが発生するなかを、何枚もの写真をとろうとしたのがわかる。写真がデジタル化した今、アポロミッションによる当時のフィルム写真を見直して、なんとなく再合成したくなった。

apollo_16_crater_2アポロ16号は、月の高地に着陸した。画像は、ストーン・マウンテンの斜面にあるCinco・クレーター。月面車の着陸地点からの距離は3.8 km、高さは150 m. 月から採取された岩のなかで最も古いものは、このあたりから採取された。

apollo_16_crater中央のクレーターは、直径20メートル。

画像をクリックすると、拡大されます。

 

アポロが見たもの〜月の山脈

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アポロ15号では、初めて月面車が使われた。月面車の目的地のひとつが、ハドレー谷だった。曲がりくねった川のような谷で、長さは120 km、着陸地からの高さは370 m。NASA’s Project Apollo Archiveの画像を使って、ハドレー谷の斜面の様子を再製してみた。

アポロが見たもの〜月の上を歩く

apollo_17_panorama_31961年に始まったアポロ計画は、アポロ17号で終った。1972年、ふたりの宇宙飛行士が月面着陸船で月面に降りた。そのときの様子を、NASA’s Project Apollo Archiveの7つの写真を使って構成してみた。ふたりが使った月面着陸船は、右側に写っている。この後、月に下りた人間はいない。