Kansas City Japan Festival

カンザスシティーで10月5日に行われる Kansas City Japan Festival で、四国遍路道についてお話をさせていただくことになりました。夫婦で3周したときの経験を、写真をもとに語りたいと思います。スピーカーは、夫の William Ash ですので、英語になります。

日時:10月5日1時10分~2時10分
場所:Johnson County Community College の Recital Hall

Kansas City Japan Festival は、Heart of America Japan-America Societyによるもので、今年でなんと21回目。和太鼓、着物、侍文化、生け花、お習字、和食はもとより様々な日本文化を講演、実技、実習を通して、毎年カンザスシティーで紹介しています。今年は大阪から、居合道でとても有名な方がこられます。もちろん、和食のベンダーもきます。

私たちにとっては初めての参加ですが、とても内容の濃いもので毎年多くの人が訪れるそうです。お近くの方でお時間のある方は、どうぞお越しください。

詳しくは、Kansas City Japan Festival のこちらのサイトで。

フォーコーナーズ ~ 時のスケールが見える

©William Ash

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海洋の下でコロラド高原ができあがるまでに、何億年とかかった。空気に触れて浸食により谷や尖峰ができるまでに、さらに何億年とかかった。その間、植物や動物は、変わり続ける状態に適応したり絶滅した。そして人類は、歴史上、最後に現れたここの居住者となった。

Goosenecks State Park ~ グースネック州立公園

ユタにあるグースネック州立公園(Goosenecks State Park)は、コロラド高原を蛇行して流れるサンワンリバーにより、深く削られている。渓谷を流れる川の長さは9.6キロもあるが、蛇行しているために距離的には2.4キロしか進んでいない。画像の右よりの地平線上ある小さな凸はがアリゾナ州にあるモニュメントバレーと言ったら、この公園の規模がわかるだろうか。。

ひと時代の終焉 2

築地市場のマグロの競り市の様子。今週の6日を最後に、豊洲への移転が始まる。
築地市場の写真集「Tsukiji: Tokyo Fish Market Suite ~ 築地: 東京魚市場組曲」より

 

ひと時代の終焉 1

10月6日、築地市場は最後の日を迎える。見学ツアーも、昨日で終了した。豊洲で10月11日に再オープンするというが、この二つの市場が、心の中でまだつながらない。

私は、ラッキーだったのだろう。ピークを迎えていた1990年代の築地市場に、真夜中に入って撮影できた。あの頃は、だれでも市場内に入って、自由に見学できた。そのおかげで、築地市場の小写真集「Tsukiji: Tokyo Fish Market Suite ~ 築地: 東京魚市場組曲」を作ることができた。

夜中にマグロがトラックから引きずり降ろされ、コンクリートの床に激しく当たる音。流れる冷気、競り市の声……。

豊洲市場の雰囲気は、築地とはまたちがったものになるにちがいない。

築地よ、ありがとう。