Spring Lights ~ 春の光 Part 1

©William Ash

庭の野原の若木が、新緑に燃えはじめた。画像は近赤外で撮ったもので、クロロフィルが近赤外線をよく反射している。そのため、地面の草や若葉が、白色に写っている。(画像をクリックして、拡大してご覧ください。)

New Foliage ~ 新緑

©William Ash

ついに5月になった。少し緑が見え始めている。夏の濃い緑色とはちがい、5月の緑は生き生きとしていて鮮やかで、目まぐるしいばかりに色を変えていく。森は、様々な緑色でいっぱいだ。(ベイツモースマウンテン自然保護地区より)。

Spring Thaw ~ 春の雪解け

©William Ash

日曜日は晴れて、気温が上がった。今週は、一気に20℃前後まで上がるらしい。大気に春が香る。去ってゆく冬の足跡が、雪解け水の水たまりとなって林床のあちこちにできはじめた。その混じりけのない水を見るとき、去っていった冬の力を改めて思い知る。井戸の底を見るように、のぞき込む。

Tracks ~ 足跡

©William Ash

夜、ニューファンドランド犬のHikariを○○○のために出すとき、聞こえてくるのは木立を抜ける風の音ぐらいなものだ。夏にはスカンクの臭いが微かに漂うこともあるが、多くの野生動物は我が家の大きな犬を恐れて、家の近くまではこない。

ところが先日、Hikariを外に出したとたんに、雪の上を森へと逃げていく大きな足音がした。向こうも驚いたようだが、それはこっちも同じだ。「何者だ!」と言ったところで、あたりは真っ暗。しかも正体不明の足音は、途中でパタッと止まってしまった。まだ近くにいて、こっちの様子をうかがっているのだった。もう気が気じゃない。コヨーテだったら、ニューファンドランド犬でも危ない。

でも、翌日に見つけた足跡から、それがベジタリアンであることがわかった。しかも、3頭もきていたようだ。この季節に鹿の小さな群れを見ることはあるが、家から10mぐらいのところまでくるとは、相当、お腹が空いているのかな? お願いだから、果樹の新芽だけは食べないでおくれ。

りんごの花 2016

life_in_maine_apple-blossoms

©William Ash

今、りんごの花が満開だ。画像は、緑ちゃんと呼んでいる庭の青リンゴの花。
この季節、民家の家々の庭先はりんごの花でいっぱいになり、ドライブすると夢心地になる。美しい花、甘い香り、そして実までつけてくれるりんごの木。心から尊敬してしまう。