中央区の首都高の下にある兜神社。この神社の前には、東京証券取引所がある。写真集「地水火風空ー東京ランドスケープ」より。
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聖域 ~ Sacred Spaces, Part 2
港区にある愛宕神社の鳥居、1603年に標高26mの愛宕様の山頂に建立された。当時としては、もっとも標高の高い場所のひとつだったので、境内からの景色で有名だったらしい。火の神、火産霊命(ほむすびのみこと)が主祭神なので、江戸庶民がいかに火事を恐れていたかがうかがえる。写真集「地水火風空ー東京ランドスケープ」より。
聖域 ~ Sacred Spaces, Part 1
文京区にある出世稲荷神社。1620年、春日局によって建てられた。後ろの公園のサンダードルフィンというローラーコースターが通過するたびに、雷に風がまざったような轟音が境内に響く。写真集「地水火風空ー東京ランドスケープ」より。
Tokyo Bay Seawall
東京湾に浮かぶ人工の島の防波堤. 写真集「 Earth, Water, Fire, Wind, Emptiness: Tokyo Landscape.」より。 Click on the image for a larger view.
Shinbashi, Tokyo ~ 東京、新橋
新橋は、となりの銀座よりも、庶民にとってはずっと親しみやすい町で、レストランや飲み屋の値段も、サラリーマンの味方。夕方は、「ちょっと一杯!」といったサラリーマンやOLの姿があちこちに見られる。画像は、いつもとはちがう週末の静かな新橋の夜の姿。人がひとり、ガードレールによりかかっている。
写真集「EARTH WATER WIND EMPTINESS ~ 地水火風空」by William Ash より
City of Lights ~ 灯りの都市
Tokyo
魚釣り
高円寺—On the Streets of Tokyo
写真は90年代の高円寺の商店街。当時は、こうした商店街はどこでも見られ、コミュニティーの中心でもあり、店は親から子へ引きつがれていた。
私も子供時代は、母と買い物かごを持って、夕方の商店街に出かけたものだ。いつも、「今夜のおかずは何にしようかしら?」と思いながら歩く人々でこみあっていて、お肉屋さんには、鶏肉の唐揚げの臭いが漂っていた。
でも、大型スーパーとオンラインショップによって、商店街は消えていくばかり。
観光大国を目指すなら、「トイレがきれいな日本」だけでなく、ぜひダラダラと歩ける長くて道幅の狭い商店街を保存・維持してほしい。外国人にとって、こうした町並みはとても魅力的なのだから。
笑顔、親近感、活気、朗らかさなど、旅行者が求める「ローカルな生活の姿」そのものなのだから。ショッピングモールとちがって、商店街を歩くと「心がほんわか」するんだなぁ。
不忍池
東京の東部は、江戸幕府以来続く湿地の埋め立てによってできた土地であり、堤防によって守られている。そんな中で、埋め立てを逃れて今にあるのが、上野公園の不忍池だ。
不忍池は、第二次世界大戦時は米の栽培に使われ、戦後は埋め立てて野球場にしようという案もあったらしい。ボート乗り場の歴史は古く、1931年にまでさかのぼる。
写真集 「 Earth, Water, Fire, Wind, Emptiness: Tokyo Landscape」より。