東京のお正月

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©William Ash

日本のお正月は、おもしろい。いろいろな行事がおこなわれるが、その中心はもちろん新年の初詣。人が川の流れのようになって、神社やお寺へ向って歩いていく姿は、いい年にしたいという人間の願いが作りあげる風景で、なんとも心温まる。東京の浅草寺も、大晦日の深夜から人であふれ、長い列ができる。寒かったけれど並んで待った初詣の思い出は、年を重ねるにつれていい思い出となっていく。

幼稚園に、キリスト降誕!

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幼稚園の屋根の上に現れた、キリスト降誕。ピンクのうさぎさん、クマのプーさん、ほうきをもった雪だるまもいっしょです。東京のランドスケープ写真集「地水火風空」の選外となった東京風景のひとつより。

2015年感謝祭のテーブルから Part2 ~ 食べられる庭から

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感謝祭と言えば、七面鳥の詰めもの。大きな肉を「切り分ける」という行為なしに、感謝祭のディナーとはいえない。ところが、我が家では肉をもう食べないので、何か「切り分ける」ものがほしい……。

そこで、今年は大きなかぼちゃを、七面鳥のかわりに使い、庭からの野草と野菜を入れた。

冷凍庫に生のまま保存しておいた庭の食べられる野草(オオバコ、オオムラサキツユクサユリイワミツバ)と、庭でとれたインゲン。買ってきたクルトン、マッシュルーム、チェダーチーズ、ニンニク、ベジソーセージ等。みんないっしょに炒めてから、大きな甘いカボチャにつめてオーブンへ。

今年はちょっと炒めすぎたが、チーズとスパイスがあれば、野草も野菜の味となってできあがり。おすすめです。甘いかぼちゃといっしょに、めしあがれ。

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2015年の感謝祭のテーブルから Part 1

We wish everyone a happy Thanksgiving.

life_in_maine_giving_thanks_2アメリカでは感謝祭の今日、我が家でもお祝いをした。できるだけ庭でとれた食材を使おうと、がんばってみた。いちばん簡単だったのは、もちろんデザート。野原ワイルドブラックベリーで作ったパイというかタルト(右)と、種類が不明の通称「レンちゃん」のリンゴで作ったアップルパイ(左)。やわらかいリンゴなので、アップルソースのようになったが、それに市販のクランベリーをいれて、さわやかなタルト風にした。

それから、今日は感謝祭ということで……、

口に食べ物を入れることは、「他の生物の命をいただいて、自分の命をつなぐこと」です。肉を食べる、食べないにかかわらず、命をくれた動物たちに、「ありがとう」の気持ちをこめて、よろしければ下のふたつのキャンペーンにご署名をお願いします。私も、知人から送られてきて、署名をした上でここに載せています。

ひとつは、

「日本の残酷な屠殺反対」への署名です。日本では一秒に24匹の鶏、牛、豚が殺されているそうですが、その方法には、目も当てられないものがあるようです。自分の口に入るものが、こんな形で殺されているかもしれないと知ることは、重要なことだと思います。

アメリカでは、電気ショックを与えて失神させてから屠殺するという法律がありますが、最近、ある屠殺工場が、その処理をせずに、意識があるまま生殺しをしていたことが判明して、警察に摘発されました。この工場は、なんと1時間に1200頭の豚を屠殺していたそうです。

今日は感謝です。命をつないでくれた動物たちに、「ありがとう」の気持ちをこめて、下記のリンク先を開いて、ご署名をお願いいたします。

「畜場での残酷な行為を廃止してください」

もうひとつは、

キッコーマンの動物実験に対する署名」です。これは、ショックでした。この記事を読むまで、全く知りませんでした。キッコーマンの品物は、アメリカのほとんどのスーパーに置かれていて、トヨタじゃありませんが、日本人として誇りに思っていたので、とても残念です。現代の技術では、動物実験によらずとも、食の安全を確かめる方法がたくさんあるそうです。世界のキッコーマンなのですから、すぐにでも人道的な方法へシフトしてほしいものです。

命をつないでくれた動物たちに、「ありがとう」の気持ちをこめて、下のリンク先からご署名をお願いいたします。

「キッコーマン:醤油や豆乳のために動物を犠牲にしないで! 動物実験から人道的でより有効な研究方法へのシフトを求めます」

どうもありがとうございました。

 

悪魔の足の爪

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©William Ash

この足の爪は、イギリスの東アングリアの野原で見つけた。「悪魔の足の爪」と呼ばれて、ポケットに入れて持ち歩けば、リューマチによる痛みがやわらぐと思われていた。写真のものは長さ7.5センチあり、お守りとしてはかなり大きいものになる。

ホントのところ、悪魔のものでもなければ、その手の生きものの足の爪ではない。2億5000万年から6500万年の間に、浅い水辺で生きていたとされるカキの仲間、Gryphaeaの殻 。こんな名前をつけて、それをお守りにする英国人。言葉の裏の裏をいくようで、さすが。

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Photobook 2015

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©William Ash

先日のブログでもご報告させていただきましたが、写真集Earth, Water, Fire, Wind, Emptiness: Tokyo Landscape (地水火風空)」が、 Davis Orton Gallery と Griffin Museum of Photography 共催の自費出版コンテスト「フォトブック 2015」(2015年の写真集)のひとつに選ばれました。

受賞したすべての写真集、および写真集のご購入は、こちらをご覧ください。また日本語でのご購入は、こちらをクリック。1冊25ドル。アメリカ国内への送料は1冊7ドルから。日本及びその他の国は、1冊16ドルからです。