Photobook 2015

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©William Ash

先日のブログでもご報告させていただきましたが、写真集Earth, Water, Fire, Wind, Emptiness: Tokyo Landscape (地水火風空)」が、 Davis Orton Gallery と Griffin Museum of Photography 共催の自費出版コンテスト「フォトブック 2015」(2015年の写真集)のひとつに選ばれました。

受賞したすべての写真集、および写真集のご購入は、こちらをご覧ください。また日本語でのご購入は、こちらをクリック。1冊25ドル。アメリカ国内への送料は1冊7ドルから。日本及びその他の国は、1冊16ドルからです。

 

Japan Camera Hunter にレビューが掲載。

最近出版した東京の写真集、Earth, Water, Fire, Wind, Emptiness( 地水火風空)のレビューが、人気のウエッブサイトJapan Camera Hunterにのりました。

Japan Camera Hunterは、日本に住んで10年のイギリス人、Bellamy Huntさんによるものです。写真集の東京の景色が、これまで紹介されてきた東京の姿とはちがい、かれも「美しい」と多いに共感してくれました。実際に住みたくなるほど外国人を魅了する東京の姿は、日本人が世界へ誇っている東京の姿とはちがいます。そして、おもしろいことに、日本人はそのことを知りません。外国人の心をつかむ東京のユニークさとは何なのか。以下に、Huntさんのレビューを手短かに日本語訳してみると……

「この写真集が面白いと思ったのは、東京という都市の表現方法だ。私は日本に住んで10年以上にもなるのだが、この写真集は、私が見てきたもの、そしてそれらが個人的な空間として、人の感情にいかに影響を与えているかをパーフェクトにまとめあげている。日本はユニークな国だが、外国人にとってユニークな点は、多くの日本人が思っているものとはちがう場合がよくある。

これらの写真は、密集した東京の煩雑な、そして本当にそうなのだが、不思議なことに空っぽな空間を描き出している。小さな面積にたくさんの人が住んでいるので、東京と言えば、みんな渋谷のようなところを想像する。でも、東京はそうじゃない。東京は実は巨大で、山もあり、熱帯の島だってあるのだ。

だからこそ、この写真集が、私にはとても美しく思えてならない。写真を通して、いつも見ているのに見逃してきたものを共有できる。William Ashは、この本を完璧に編集してある。また、それぞれの場所についてのすばらしい説明もあり、日本語にも訳されている。」

どうぞ、Huntさんのサイト(英語)に飛んで、スクロールダウンしてお読みください。一番最後に、丁寧に紹介されています。また、写真集については、こちらをクリック

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足元の水音—Tokyo Landscape

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©William Ash

東京の高田馬場。写真の付近は、善福寺川が地下水路へと入っていくあたりで、川はやがてまた地上に出て神田川と合流する。先月末に出版した写真集「地水火風空〜東京ランドスケープ」に入れた写真は、プロジェクトのために撮影した写真のうちの2%にも満たない。この写真も、入れなかった98%のうちの一枚だ。

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