忘れられども 海風に
ひねもす揺られ 樹とうたう
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今年は冷夏もいいところで、トマトの実りがよくない。カタツムリとバッタとも、格闘している。トマトの緑に黄色がまじりはじめたら、すぐに摘んで、家の窓際で熟させて、虫の食害を防いでいる。ハイブリッドではなくエアルームのトマトなので、収穫量がすくないけれど、いろいろな形、色、食感があっておもしろい。寒さに強いロシア由来のトマトを今年は加えてみた。それにしても、昔はカタツムリは、紫陽花にのっているかわいいものだった。かわいらしいお家さへ、背中にしょっていなければ、もっと早くに正体をみきわめていたものを‥‥。
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この植物、大恐慌時代には需要な食料となっていたとか‥‥。
Yellow Dock、または Curly Dockとよばれ、学名は Rumex crisps。メイン州の野原や高速の脇等によく見られる。春先の若葉や茎は、生でも煮ても食べられ、根も薬草としての効用があるようだ。
でも、わが家ではもっぱら、この「種」を茶色のもみ殻の部分といっしょにひいて、パンやマフィンを焼くときに加えている。種には、カルシウムと繊維が豊富だし、パンやマフィンは、フカフカして食感がよくなる。種は、コーヒーの代用にもなるらしいが、たんぽコーヒーは飲むものの、Yellow Dockの種でコーヒーを作ったことはない。
ただこの植物は、牛や羊、ニワトリなどの家畜には有害。庭には6本ぐらいしか生えていないので、もっとほしかったが、将来は卵を産んでくれるニワトリを飼おうかと思っているので、Yellow dockは、数本でがまん、がまん。
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夏、光と水が流動するこの場所にたつとき、冬の姿はすっかり記憶のかなた。心もただ、光にひたりきる。
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もしかして、もう分厚いコートを着て、足元をみながら歩いていないせいかもしれないが、メイン州の夏の空は、ほかのどのシーズンよりもダイナミックのような気がする。 今年はとくに、驟雨や雷が多く、雲は現れては消え、また現れてと、それはいそがしい。またこれが、平でなくて三次元的だから、おもしろい。
雲が単なる科学現象だというなら、この科学反応、科学的法則をアレンジした大元の知性は、まったくもって、芸術家。人間社会とちがって、行き詰まることをしらない奥深いミステリーを暗示している。空の雲をみているだけで、「生きて在る」ことへの好奇心を、入道雲のごとくモクモクと、霧のようにやさしく、心に生んでくれる。みなさ〜ん、空をみあげましょう!
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