フォーコーナーズ ~ 時のスケールが見える

©William Ash

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海洋の下でコロラド高原ができあがるまでに、何億年とかかった。空気に触れて浸食により谷や尖峰ができるまでに、さらに何億年とかかった。その間、植物や動物は、変わり続ける状態に適応したり絶滅した。そして人類は、歴史上、最後に現れたここの居住者となった。

Goosenecks State Park ~ グースネック州立公園

ユタにあるグースネック州立公園(Goosenecks State Park)は、コロラド高原を蛇行して流れるサンワンリバーにより、深く削られている。渓谷を流れる川の長さは9.6キロもあるが、蛇行しているために距離的には2.4キロしか進んでいない。画像の右よりの地平線上ある小さな凸はがアリゾナ州にあるモニュメントバレーと言ったら、この公園の規模がわかるだろうか。。

ひと時代の終焉 2

築地市場のマグロの競り市の様子。今週の6日を最後に、豊洲への移転が始まる。
築地市場の写真集「Tsukiji: Tokyo Fish Market Suite ~ 築地: 東京魚市場組曲」より

 

ひと時代の終焉 1

10月6日、築地市場は最後の日を迎える。見学ツアーも、昨日で終了した。豊洲で10月11日に再オープンするというが、この二つの市場が、心の中でまだつながらない。

私は、ラッキーだったのだろう。ピークを迎えていた1990年代の築地市場に、真夜中に入って撮影できた。あの頃は、だれでも市場内に入って、自由に見学できた。そのおかげで、築地市場の小写真集「Tsukiji: Tokyo Fish Market Suite ~ 築地: 東京魚市場組曲」を作ることができた。

夜中にマグロがトラックから引きずり降ろされ、コンクリートの床に激しく当たる音。流れる冷気、競り市の声……。

豊洲市場の雰囲気は、築地とはまたちがったものになるにちがいない。

築地よ、ありがとう。

極北 ~ ステレオ写真(立体写真)5

日本発の飛行機で、カナダ上空を飛行しているときに撮影したステレオ写真(立体写真)。人工の建造物が、全く見られない。ステレオ写真(立体写真)の見方は、こちらのページを参照してね。

砂漠のステレオ写真(立体写真)2

ステレオ写真(立体写真、3D写真)Part 2 です。前回と同じように、まずは、画像をクリックして「拡大」してください。

次に、中央の黒い中心線で目を交差させます。

3つのイメージが、並んで見えませんか? 中央の写真が、立体的な3D写真となって見えているはずです。

稜線や谷の深さが、実感できましたか?

うまく立体写真を見るためには、練習が必要かもしれませんが、大きなコンピュータでみると迫力があって、おもしろいですよ。

近刊のお知らせ ~ Tsukiji

©William Ash

Tsukiji: Tokyo Fish Market Suite (築地:東京魚市場組曲)が、もうすぐ発売になります。世界で最も大きな魚市場の様子をとらえた41枚の写真が、小作品からなる3部作の音楽となって流れていきます。1935年に造られた築地市場を移転するかどうか、東京都は検討中ですが、41枚の写真を築地への敬意として捧げたいと思います。発売予定は3月終、48ページのソフトカバー版です。

魚いっぱい?

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©William Ash

漁獲量を減らしても、タラが消えつづける?

最近、ニューヨークタイムズに、メイン州のタラ漁についてのショッキングな記事がのっていた。タラは、何十年もの乱獲のあとに、やっと2010年になって漁獲量が制限された。当初のプランでは、これによりタラの生息量がもどってくる予定だった。

ところが、減る一方。

おかしいと思って調査してみれば、予想外のことが海で起きていた。メイン湾が、世界の海域のなかでも、地球温暖化によって著しく水温が上がっている海域のひとつであることが判明したのだった。そのため、タラは生息数は回復どろこか、生殖率は落ち、死亡率は上がり……。

海洋研究者たちは、「漁獲量制限によってタラの回復を予想していた当初のプランは、水温上昇という要因を考えに入れず、あたかもタラの生息数がすぐにもどるような非現実的な期待を生んだ。」と酷評している。

もうタラだけでなく、地球環境全体を守らなければ、タラの数はメイン湾から減っていくばかり。困るのは人間も同じで、地域の経済成長は破壊され、仕事はなくなる。それを知りながら、どうも今の対策は、うまくいっていない。