コートランド ~ メイン州のりんごの季節

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©William Ash

コートランド(Cortland)は、アメリカでは、日本で旭とよばれるマッキントッシュ(Mclntosh)の次によく知られているリンゴだ。マッキントッシュの栽培品種で、1898年にニューヨーク州のジュニーバにある州立農業試験所で、マッキントッシュとBen Davisを交配して作られた。白い果肉は生でもおいしいが、サクサクしていて硬めのうえに、ほどよい酸味があるので、パイにするとおいしい。もう果樹園のお店やスーパーにたくさん出回っていて、さっそく週末にはアップルパイをつくって食べた。おいしい! クリスマスに向けて、アップルパイの日々が続きそうだ。

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Duchess of Oldenburg ~ メイン州のりんごの季節

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©William Ash

ダッチズ・オブ・オールデンバーグ (Duchess of Oldenburg)は、18世紀ごろにはすでに知られていたロシア原産の早生のりんごで、8月の半ばには成熟する。酸味が強いので、パイやアップルソースなどの料理に向いている。初めて生食したときは、ワイン用のぶどうを思わせるほど酸っぱくて、口が曲がった。

りんごの名前を直訳すると「オールデンバーグの公爵夫人」となるので、オールデンバーグという所に、味か外見かはわからないが、このりんごを思わせる公爵夫人がいたのかもしれない…なんて思ったりしながら調べてみれば、さぞかし高貴であられたであろうこの公爵夫人りんご、日本に19世紀の終わりに着くやいなや、とことん和風な「初笑」という別名をもらっていた。

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哀愁の秋

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©William Ash

様々な秋の色とともに、哀愁がやってくる。夏に爆発した生命の活力は、燃え尽きたようだ。5月に裏の森の林床から勢いよく芽を出したシダが、土の中へと消え入るようにもどっていく。

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English Lensー哀愁の秋

今日の記事ー哀愁の秋ーの写真をみながら、下の日本語を英語にしてみよう。

夏に爆発した生命の活力は、燃え尽きたようだ。
シダが、土の中へと消え入るようにもどっていく。

 部分、部分を英訳すると‥‥ 続きを読む

ジンジャー・ゴールド ~ メイン州のりんごの季節

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©William Ash

ジンジャー・ゴールドは最近の品種で、1980年代に商業的に栽培されるようになった。もともとは、Clyde harveryという人が、1969年のCamille ハリケーンで、自分の果樹園が流されたときに見つけた。ゴールデン・デリシャス、ニュートン・ピピン、そして名前の不明のもう一種類のりんごの掛け合わせらしい。このりんごの名前は、かれの妻の名前をとってつけられた。

ジンジャー・ゴールドは、早生のリンゴで8月に成熟する。淡い緑色の皮は、なめらかでワックスがかかったような感じで、熟するとかすかな赤みが出る。果肉は甘く、わずかながらレモンの味がし、複雑な味わいがある。

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ジンジャー・ゴールド— English Lens

今日の記事、ージンジャー・ゴールド ~ メイン州のりんごの季節ーより、
下の日本語を英語にしてみよう。

淡い緑色の皮は、なめらかでワックスがかかったようで、
熟するとかすかな赤みが出る。

 

部分、部分を英訳にしてみると、‥‥ 続きを読む

セント・ローレンス ~ メイン州のりんごの季節

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©William Ash

セント・ローレンス(St. Lawrence)は夏のりんごで、古くからある品種。ニューイングランド北部か、カナダが原産地とされてきた。その外見は、薄い緑のうえに黒っぽい赤の縞があり、かなり印象的。白い果肉は、サクサクしていて、消化にいいような軽さがある。味のほうは、グラミー・スミスによくにていて、淡いレモン味のような酸っぱさがある。デザートには、とてもいいリンゴだけれど、料理には向かない。夏に成熟するリンゴの多くはそうなのだが、セント・ローレンスも保存はあまりきかない。

 

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イエロー・ブランディーワイン ~ トマトな世界

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©William Ash

庭から摘んできたばかりのこのトマトを、横に厚めに切って、チーズとベジタブルハムやバーガー、レタスといっしょに手作りのパンにはさんで食べる‥。あ〜、これが、トマトの栽培をやめられない理由かもしれない。イエロー・ブランディーワイン(Yellow Brandywine)はエアルームで、ひとつひとつが大きくて肉厚。食べると、お豆腐のようなソフトな舌触りで、あまい。赤やオレンジ、クロ、ピンク色のものもあり、み〜んな育ててみたい。

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日のなごり

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©William Ash

きのう、空は雲におおわれて雨もようだったけれど、夕方に雲が切れた。野原にいけば、羽毛のような雲を染めながら、光がひいていく。でも、数分後は、画像の木々のところに見える灰色の雲が、谷間から煙のようにひろがって、高みでまだ光をとらえている雲をかくしてしまった。夕暮れの空の色は、あっという間に移りかわる。それでも、足をとめて見とれる人の心には、なぜかずっと見ていられるような錯覚をおこさせる。

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満月のもとで

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©William Ash

真夜中ちかくに、家の裏にある野原にいけば、沈黙とその間をぬうような動物たちの歌で満たされていた。フクロウが、カエルが、ヨタカが鳴いた。一定のリズムでもとっているかのように、鳴いては、また静まりかえった。セイタカアワダチソウの甘い香りがし、やがてスカンクの臭いがそれにまじっってきた。不意の一撃をさけるために、自分がここにいることをスカンクに知らせる口笛をふけば、動物たちの歌のように、月明かりのなかで響いて消えた。

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