春をまつ森

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メイン州に住む人間は、春夏秋がすばらしいせいか、冬になると「寒い、長い」とグチをこぼす。が、今でもそれが続いている。今年の3月は、世界的には歴史上4番目に暖かい3月だったらしいが、アメリカ北東部は例年よりも寒かった。

上の写真をくらべれば、どれほど冬の寒さが例年よりも長引いているかよくわかる。家のうしろにある森で撮ったものだが、向って左は2010年5月3日、右は先週4月27日の様子だ。

奇跡がおきて、一気に森が左のような姿になってくれたらいいが、どうもおこりそうもない。ただ、ありがたいことに、渡り鳥たちはもどってきていて、美しい鳥のさえずりだけは、春を感じさせてくれる。

 

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「とき」が通過中です Part 4

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春の洪水

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先週の火曜から水曜の朝にかけて、大雨が降った。大地はまだ雪解け水を吸収できず、その上の豪雨。ついに、洪水がおきた。ケネベック川沿いにあるハロウェルという町でも川が氾濫し、ダウンタウンのレストランや駐車場が浸水した。

写真の左は水曜、中央が木曜、右が金曜のようすだ。車のとまっている向こうにある板は、船着き場のデッキで、夏などは、川の水面がデッキよりも3メートルぐらい低い。Spring Flood(春の洪水)という言葉が、天気予報でよく使われるが、一晩にして、ここまで水かさが増すものか‥‥。

ちなみに、今回の洪水で浸水した建物の一部に、「歴史的記録を打ち立てた1936年の洪水では、ここまで水がきた」という記録が彫られていた。それは、今回の洪水どころではなく、建物の高さにすると2階分ぐらいが浸水したようで、目も疑わんばかりの高さにあった。そして、1980年代にも、ほぼ同じ規模の洪水が起きている。

日本では考えられないような大きな川の土手や海沿いに、アメリカ人は平気で町をつくり家をたてる。しかも、なぜか地価が、普通の土地よりもずっと高い。最近の自然災害の増加により、保険会社は大きな損害をこうむり、こうした洪水ゾーンにある家を保険にいれなくなったばかりでなく、安全な場所にある家の保険料までもあげてきた。

 

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「いろ」が通過中です Part1

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メイン州には、明らかな四季がある。季節とともに、自然のバロメーターも激しく変わる。それを、色でとらえようと、1月から12月の間に毎月撮った12枚の写真を使って色の移ろいを表現してみた。一年の間、画像の左から右へと変化しながら、「いろ」は過ぎていった。

 

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早春2014, Part 2

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春になると、雪解け水が森のあちこちに、小さな池をつくる。

その水はガラスのように澄み、底には落ち葉が重なりあっている。

秋の色と冬の雪、早春の雨と光をふくんだ水は、

やがて新緑に燃える木々の中へ、消えていく。

 

 

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Maine Photography Show 2014

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メインフォトグラフィーショー (Maine Photography Show)に入選し、作品が展示されました。4月12日から5月2日まで、ブースベイハーバーの Boothbay Region Arts Foundation gallery で開催されています。.

 

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メイン州の海 ~ 11月の海岸

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大西洋の海水から生じる湿気は、きびしい自然環境を作り出している。沿岸のほとんどの森は針葉樹からなり、木々が弱ってくると地衣類が広がる。 

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「とき」が通過中です  Part 3

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ビゲロ山と自然保護

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麦わら帽子をかぶって、ずっとみていたい。
そんな風景がある。

北米のニューハンプシャー北部とカナダとの境にあるビゲロ山(写真中央)は、1976年に、メイン州の人々によって、自然保護地区に指定された。面積は133㎢、標高1260m、稜線の長さは19キロにおよび、北側(写真手前側)には、フラグスタッフ湖やデッドリバー、南には、スキー場で知られたシュガーローフがある。

 

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木にぶら下がる「老人のあごひげ」 ~ サアルオガゼ

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枯れた木や病気の木に、ぶらさがっている緑色した綿毛 のようなものを、森でみかけることがある。サアルオガゼと呼ばれるウメノキゴケに属する地衣類で、英語では “Old Man’s Beard(老人のあごひげ)” とか “Beard Lichen(ひげ地衣類)”という俗名で呼ばれる。日本名では、そういった俗名はないみたいだ。サアルオガゼは、大気の状態を示すインディケーターでもある。とても空気に敏感で、とくに二酸化硫黄が大気中に多いと育たなくなるからだ。

また、抗生物質に似た特性をもっていて、滅菌ガーゼのように切り傷に対して使われたらしい。ただし、あくまでも外用に限ってのこと。織物の染料としても黄色、オレンジ、青、紫色に染めるときに使用することができるようだ。

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