感動的な象の話を聞いてください。

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Credit: David Sheldrick Wildlife Trust Read More: http://www.trueactivist.com/after-being-wounded-with-poison-arrows-desperate-elephants-runs-to-humans-for-help/

True Activistより

二月前のケニヤでのこと、3頭のアフリカ象が密猟者の毒矢にやられました。

この3頭のように、過去3年の間に「10万頭」ものアフリカ象が、たかが象牙のために殺されました。100,000頭です。信じられない数であるばかりか、そのためにあと10年もしたら、アフリカ象は絶滅するといわれています。

ところがこの3頭は、毒にやられながらも、矢がつきささったままの体で走りだしました。人間の手にかかった象たちが、なんと別な人間たちに助けをもとめて走ったのです。しかも見たこともないし、行ったこともない場所に住む人間を目指したのです。

その先は、世界的に有名なDavid Sheldrick Wildlife Trustという施設。

このセンターでは孤児になった象の子や、怪我をした象のリハビリなどを行っています。毒矢にかかった3頭の雄の象のなかには、このセンターにきた経験のあるものはいませんでした。でも、このセンターにくれば救われるかもしれないということを知っていたのです。

なぜか?

雄のなかの一頭が、このセンターで育った雌の象と子供をもうけ、子育てをした経験がありました。おそらくこのときに雌の象からセンターの話を聞いていて、そこなら助けてくれるととっさに判断したようです。

人間のように、象たちも情報交換します。また、同じように家族も愛する動物であり、家族を守るために傷ついた仲間のそばを離れないので、群れの全員が密猟者にやられてしまうそうです。

幸運にも、3頭は写真のように手当や手術を受けて、回復に向っているとのこと。
そして、とても感謝をしているそうです。

人間を憎んでいるにちがいない象が、中には助けてくれる人間がいることを知って、恐怖と絶望の真ん中でその人たちをめがけて命がけて走ったことを思うと、涙がでます。自分が助けたわけでもないのに、まだ人間を信じてくれてありがとう、と言いたくなりました。

かつて象牙は、人の身代わりになって人を守るといわれ、だからこそ人は象牙製品を求めたそうですが、きっと象の愛情が人間以上のものだったからではないでしょうか。

そんな動物が地上から姿を消したら、象によって奏でられていたひとつの高尚な音楽が消えることになります。人間の耳には聞こえないけれど、みんなを助けてきた音なき音が忽然と消えたら、どんな影響を地球に及ぼすか……。

よかったら、リンクフリーの下の記事をクリックして元記事を読んでください。英文ですが、他にも写真がのっています。

Read More: http://www.trueactivist.com/after-being-wounded-with-poison-arrows-desperate-elephants-runs-to-humans-for-help/

ビゲロ山と自然保護

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©William Ash  写真をクリックして拡大してご覧ください

 

麦わら帽子をかぶって、ずっとみていたい。
そんな風景がある。

北米のニューハンプシャー北部とカナダとの境にあるビゲロ山(写真中央)は、1976年に、メイン州の人々によって、自然保護地区に指定された。面積は133㎢、標高1260m、稜線の長さは19キロにおよび、北側(写真手前側)には、フラグスタッフ湖やデッドリバー、南には、スキー場で知られたシュガーローフがある。

 

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