パウロ・コエーリョと気球 Part 5

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パウロ・コエーリョの小説「アルケミスト」の主人公サンチャゴには、ビジョンがあった。正確にえば、マクロとミクロがひとつになった世界を体験していた。

パウロと気球に乗った日は、風もなく静かだった。気球の中でも、振動を感じることがなかった。まるで世界が、自分という不動点のまわりを動いているだけのように感じた。

パウロ・コエーリョと気球 Part 4

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パウロ・コエーリョは、どんな人だった?と聞かれても、ちょっと答えるのは難しい。長年付き合いのある友人ですらわからないのに、ちょっと会って話をしただけで、人を知ることなんてできない。でも、あえて僕の印象を言えば、この写真の彼が一番僕の彼に対する印象に近いと思う。

パウロ・コエーリョと気球 Part 2

pc_and_balloon_2 気球のバスケットに乗っているのは、パウロ・コエーリョと、彼の小説を日本で出版している地湧社の増田社長。この美しい気球は、増田社長のもので、ご覧のとおり地球儀そのもの。地球の衛星写真をもとに、わざわざ作らせたという。ぼくは、その気球に乗っている増田社長とパウロの写真を、別な気球から撮影した。