数日前、目覚めたら外は雪だった。初雪の朝。1センチぐらい積もって、歩けば氷のようなサクサクという音を立てた。
この足の爪は、イギリスの東アングリアの野原で見つけた。「悪魔の足の爪」と呼ばれて、ポケットに入れて持ち歩けば、リューマチによる痛みがやわらぐと思われていた。写真のものは長さ7.5センチあり、お守りとしてはかなり大きいものになる。
ホントのところ、悪魔のものでもなければ、その手の生きものの足の爪ではない。2億5000万年から6500万年の間に、浅い水辺で生きていたとされるカキの仲間、Gryphaeaの殻 。こんな名前をつけて、それをお守りにする英国人。言葉の裏の裏をいくようで、さすが。
ご訪問の印に、下のボタンをポチっと!お願いします。
![]()
にほんブログ村
アーカディア国立公園の海辺で拾った遺骸。貝かと思えば、ウニのものだった。あの外側のトゲの下が、こんなになっているとは。まるで美しいレース編み。ウニは英語で sea urchin だが、中世の時代にハリネズミが urchin と呼ばれ、そこからウニも「海のハリネズミ」という名前をつけられたらしい。でも、外見で判断せずに、内側の美を見て名前をつけてあげてほしかった……。
ご訪問の印に、下のボタンをポチっと!お願いします。
![]()
にほんブログ村
漁獲量を減らしても、タラが消えつづける?
最近、ニューヨークタイムズに、メイン州のタラ漁についてのショッキングな記事がのっていた。タラは、何十年もの乱獲のあとに、やっと2010年になって漁獲量が制限された。当初のプランでは、これによりタラの生息量がもどってくる予定だった。
ところが、減る一方。
おかしいと思って調査してみれば、予想外のことが海で起きていた。メイン湾が、世界の海域のなかでも、地球温暖化によって著しく水温が上がっている海域のひとつであることが判明したのだった。そのため、タラは生息数は回復どろこか、生殖率は落ち、死亡率は上がり……。
海洋研究者たちは、「漁獲量制限によってタラの回復を予想していた当初のプランは、水温上昇という要因を考えに入れず、あたかもタラの生息数がすぐにもどるような非現実的な期待を生んだ。」と酷評している。
もうタラだけでなく、地球環境全体を守らなければ、タラの数はメイン湾から減っていくばかり。困るのは人間も同じで、地域の経済成長は破壊され、仕事はなくなる。それを知りながら、どうも今の対策は、うまくいっていない。
メイン州では、紅葉のピークを迎えている。写真の葉は、庭の同じ1本のカエデの木(下)から、同じ日にとってきた。色とりどりとは、このこと。こんな色が、風にいっしょに揺れる秋。

©William Ash
ご訪問の印に、下のボタンをポチっと!お願いします。
ひと月前にはまだ緑色だったブラックベリーの実が、赤となり、美しい黒になった。庭の四方に生えている野生のブラックベリーは、種類や日の当たり方の違いから、うまく収穫する時期がずれていて、これからひと月ぐらいの間、ゆっくりと収穫が楽しめる。アイスクリーム、パイにもするが、摘みながら口に入れる一粒には、太陽の光が甘みとなって凝縮されていて、これが一番幸せな食べ方かもしれない。