プレザント・ポンド

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©William Ash

8月になると、メイン州の夏はもう終わりに向っていく。光は暖かく、やわらかく。7月に狂ったように伸びていた草は、成長を止めて枯れはじめる。それでも夏はまだここにいる。先週から連続5日間も、最高気温が30℃になった。人々は池や湖で泳ぎ、この池にも気温が下がる夕刻には、ヨットやカヤックが見られた。30℃になると、クーラーの無い暮らしにはちょっときついが、それでもまだ夏なのだと思うとうれしい。

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トマトの収穫 ~ 2015

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©William Ash

家庭菜園をはじめて5年、無農薬有機栽培で、なんとかトマトと豆類、ケールは栽培できるようになった。今年はチェリートマトの類をたくさん植えたので、7月の後半から収穫ができるようになった。そして、普通サイズのトマトの収穫も始まった。写真には、6種類のトマトが写っている。ハイブリッド2種。エアルーム4種。そして、キュウリがひとつ、無精髭をはやしながらも、トマトのような顔をして混じっている。その名もレモンきゅうり。どれか、わかるだろうか?

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野生のブラックベリーの収穫~2015

edible_weeds_blackberry_harvest_2015ひと月前にはまだ緑色だったブラックベリーの実が、赤となり、美しい黒になった。庭の四方に生えている野生のブラックベリーは、種類や日の当たり方の違いから、うまく収穫する時期がずれていて、これからひと月ぐらいの間、ゆっくりと収穫が楽しめる。アイスクリーム、パイにもするが、摘みながら口に入れる一粒には、太陽の光が甘みとなって凝縮されていて、これが一番幸せな食べ方かもしれない。

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王女のレースと毒草—食べられる庭から

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©William Ash

英名 Queen Anne’s Lace は、その名(アン王女のレース)にふさわしい美しい白い小花をたくさんつけている。野原に広がっている姿は、清廉そのもの。学名は「 Daucus carota」で、和名は「ノラニンジン」。

二年生で、かつてヨーロッパで食用として栽培されていた歴史をもつりっぱな野菜だった。今のニンジンの祖先らしい。現在では、根や葉にある薬用効果も認められている。ところが、これにそっくりな強い毒草があり、しかもいっしょに咲いていることがあり、とても危ない。 続きを読む

光学のイルージョン

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©William Ash

写真の魅力のひとつは、人間の視覚では認識できないような世界を見せることができるということ。たとえば、いくつかのオブジェクトに焦点を合わせて、くっきりとシャープに見えるのは、目の場合はオブジェクトのすべてが、それを見ている人間から同距離にある場合だ。

ところが、カメラの場合はちがうのだ。写真は、スクーデックポイント(アーカディア国立公園内)の岩礁。この写真では、トリックなど加えていないのに、大きな高低差がある海水と大岩を同時にはっきりと見ることができる。目で見た世界のようで、実はちがう。

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リバーシング・フォールズ

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アーカディア国立公園にあるスクーデッィク半島のウエスト・ポンド(West Pond) は、メイン湾沿いにある。初めて引き潮のときに行ってみれば、いつもは画像左手の木立しか見えなかったのが、ご覧のように陸が現れていた。高潮のときの全くちがう画像は、こちら→。

また大きな干潮差によって、ウエスト・ポンドから海へと水が逆流するリバーシング・フォールズという現象が起きていた。いつも通りだったのは公園の目玉である水平線上のマウント・デザートだけ。

今回もポンドで泳ごうと思っていた我が家のHikari(イヌ)もびっくりしたようで、浅瀬の砂に足をとられて、からだ半分だけ海水につかりながら、「何、これ? アホらし…」とばかりにこちらを見た、その表情のおかしかったこと。

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海と陸

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©William Ash

かんかん照りの夏の午後を、広い岩礁に座って、大西洋を渡ってくる涼しい潮風に全身を浸しながら、その風がやってくる遥かかなたの水平線や、雲の流れを見て過ごしたい、ただそれだけで向うスクーディック半島の先端、スクーデックポイント。混雑するアーカディア国立公園にありながら、いつも静かだ。

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ラスベリーの葉のお茶 ~ 食べられる庭

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©William Ash

ワイルドラズベリーは、実をたくさんつけないが、葉の薬用効果がすごい。アメリカのサイトを見たら、限りがない。葉を刈り取る時期は、花をつける前とか、いつでもOKだとか、サイトによって様々だけが、うちでは、7月に来年に実をつける枝がのびて水々しい若葉をたくさんつけると、上の部分20〜30センチを切り取って乾燥させて、ハーブティーとして飲んでいる。緑茶やミントとまぜて、冷たくして飲むと夏には最高で、冬にはカモミールの花とまぜてhotでいただく。見かけとちがって、クセがなくてほんのり甘い。

葉には、マグネシウム、ビタミンCが豊富で、「安産のためのお茶」といわれるが、それだけではなくて、更年期はもとよりすべての年代の女性にいいそうだ。また、飲み過ぎてもこれといった副作用はないらしい。野生のラズベリーはものすごい繁殖力で広がるので邪魔だと思われがちだが、お茶の葉として我が庭では好き放題のびている。

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食べられる庭~ワイルドラズベリーの収穫2015

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メイン州の夏の夜は、蚊はいれども風は涼しく、9時ぐらいまで明るい。今日も、6時過ぎにワイルドラズベリーを収穫した。今年は昨年にもまして実がついて、庭をひとまわりすれば500mlを超えてくるようになった。今夜は、さっそくアイスクリームをつくった。卵、砂糖を使わない簡単なアイスクリームのレシピでさっぱりしているので、フルーツをかえてよく作る。煮豆でも、懐かしの小豆アイスのようになって感動してしまった‥。

材料は

リコタチーズ 250 ml
グリークヨーグルト 250 ml (ヨーグルト、キーファ、牛乳でも可)
メープルシロップ 160 ml~250ml  (ハチミツ可。好みとフルーツの甘さで加減)
ラズベリー 500 ml
レモン果汁 大さじ1〜2(オプショナル)

手順は、

(1)ラズベリーの半分は、すり鉢かフォークでつぶして別にする。
(2)レモンと(1)以外を、全部ミキサーにいれて混ぜる。
(3)レモンと(1)を入れてへらで軽くまぜ、小さめの容器に小分けして冷凍庫へ。

 

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7月のトマト

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©William Ash

メイン州の夏は短く、トマトもしっかりと予定のスケジュールをこなして成長してくれないと、やり直しがきかない。今、花を盛んに咲かせながら、青いトマトをつけはじめた。先日は、わずかばかりだが、チェリートマトを収穫することができた。

ところで、この黄色の花の蜜を吸うのはハチばかりと思っていたら、先日はハミングバードが吸っているのをみかけて驚いた。家の前庭には砂糖水のフィーダーがあるのに、やはり自然の花がいいようだ。それとも見かけ以上に、トマトの花の蜜は甘いのだろうか?