今度はりんごの収穫2015

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©William Ash

今年は、我が家だけでなく、道ばたの忘れられたリンゴであれ、果樹園のりんごであれ、どこもかしこもメイン州ではリンゴが豊作のようだ。上の青りんごは、ブラッシンググラニーににているけれど、すっぱくなくておいしい。そばに植えたクラブアップルの木がよかったのか、今年はたくさんの実をつけた。

ひとつだけ赤いのは「れんちゃん」で、まだ収穫期ではないけれど、地面に落ちていたので拾ってきた。今もなんのリンゴなのかわからないけれど、アップルソースにするとおいしい。

我が家のりんごは、完全有機栽培。数回だけ、Surroundという粘度スプレーをかけただけ。見かけは悪いが、中身は全く問題なくて虫もほとんど食っていない。皮ごと丸かじりできる幸せもさることながら、皮をむく手間が要らないことがなんともありがたい。

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満月と星

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©William Ash

月光によって日頃は見えない月のまわりの星たちも、月食のときだけはよくみえる。日曜日の夜は、スーパームーンのオレンジの月と満天の星が、ともに庭の森の空をめぐった。こういう空をみていると、夜のほうが現実で、昼はただのフィクションに感じられてくる。

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スーパームーンの月食

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©William Ash

昨夜は、スーパームーンの月食だった。メイン州の夜空は快晴。虫の声を聞きながら、庭でその様子を眺めた。9時すぎからまず一時間ぐらいかけて、月はゆっくりと消えるように隠れ、そのあと45分間はずっと地球の陰にかくれたまま。そして、また太陽の光を反射して左側から輝きだした。月が、いつもより立体的に見えて、宇宙空間にポッと浮んでいるのが、手にとるように感じられた。

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見た目よりも複雑なものが、そこにはある‥。

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©William Ash

カメラは人間の視覚をまねたものだから、シャッターを押せば、自分が見たイメージをカメラが捉えたと思いがち。でも人間の目は、そんな単純なものじゃない。

たとえば、中央の画像の「夕暮れの景色」を見ているとする。

ところが目の網膜のある細胞は、左の画像のように、どれだけ明るいかという輝度がわかるが、色には反応しない。また他のある細胞は、右の画像のように、色に反応できるが、輝度はわからない。これらの別々な細胞から、輝度と色のシグナルが脳に送られる。しかも、別々な場所に送られる。

だから、見ている景色とは、左の画像(輝度だけの画像)と右の画像(色だけの画像)が、別々に脳内で処理されることによって再生された画像にすぎない。

生物が色に反応するようになったのは、進化の過程でいえばごく最近のことらしいが、色に反応できることは、とてもすばらしいこと。輝度だけじゃあ、空はつまらない。

水平線上のオレンジ色の空(中央の画像)が、雲の間から見える青い空と同じ明るさ(左の画像)に見えてしまって、夕焼けの空ではなくなってしまう。視覚に色が加わったからこそ、見えるようになったものがたくさんある。もちろん、右の画像からもわかるように、色だけだと構造や詳細はわからない。

光、光というけれど、電磁スペクトルのなかで見えるところまでの呼び名にすぎないし、目に見える色は、人間の視覚が光に反応しているからそう見えるだけで、実際に自然界にそうあるわけではない。

でも、輝度と色に加えて、想像をも超えた美しい世界に反応できる知覚システムを、もっともてるように進化していけたらいいな。

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ペマキット・ポイントの夕暮れ

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©William Ash

メイン湾の夕暮れ。岩だなにはい上がろうとする波に、淡い光がのっている。現在もゆっくりと浸食されているこの変成岩は、浸食した岩が堆積して4万年前にできた。岩は浸食され、それが堆積して新しい岩となり、またそれが浸食されて変わっていく。気が遠くなるような物語‥。

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これは何?

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©William Ash

庭に、植えた覚えのないものがどんどん成長して、サッカーボールぐらいの大きさの実をつけている。カボチャだろうが、そのうちにオレンジ色になるのだろうか。収穫時期がわからずに困っている。

クラブアップルの収穫 2015

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今年初めて、たくさんのクラブアップルがとれた。昨年ほんの数個の実をつけ、今年は数百個もなった。昨年のはすっぱかったのに、今年の実は甘く、ほんの少しだけハチミツをまぜてクラブアップルバターを作った。これから毎朝、バター代わりにパンにつけて食べることになりそうだが、それを思うと、木をみる目もかわってくる。木の命が育てたものを、毎朝口にして自分の命をつないでいくわけだから、ほんと、「お世話になっています。」といいたくなる…。

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ブラックベリーの終った野原

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7月から始まったブラックベリーの収穫が終った。今年は、8月の終わりからこれまで、晴天と雨がほどよく繰り返したせいか、とてもたくさんとれた。ほとんどは冷凍庫に入り、冬の間、パイやスムージー、パンに入れたりして食べることになる。野原は今、色づきはじめたブラックベリーとゴールデンロッド(アキノキリンソウ)の花で輝いている。

小さなお池は、いかがなもので。

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30℃が連日続いたころから、庭の大きなタライに、カエルがちゃっかりと住みはじめた。カエルという生き物、気持ちが悪いようでかわいいから、ホント、不思議。深いタライで地面からは水が見えないのに、どうしてわかったのだろう。数日前には、3倍ぐらい大きなカエルが泳いでいてびっくりしたが、またこの小さいカエルが住まいを取りもどしたようだ。画像をクリックして拡大してみると、瞳が宝石のように美しいことがわかる。
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一日の終わりに

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©William Ash

アーカディア国立公園のスクーディック・ポイントにある「小さなムースの島」の夕暮れ。現実という概念が消えそうな時間。満月の夕暮れの海は、こちらをクリック。


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