カエデの葉のスペクトラム

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©William Ash

庭の色づいたカエデの葉をみたら、その色をスペクトラム化したくなった。これらの色が、紅葉のときには一度に、ひとつの木に現れている。澄んだ秋の光のなかで咲きはえる。どおりで、色づくカエデの木をみると、笑いたくなるというか、踊りたくなるというか、陽気になるわけだ。秋が物悲しいなんて、うそ、うそ。

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秋 2015年

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©William Ash

メイン州では、紅葉のピークを迎えている。写真の葉は、庭の同じ1本のカエデの木(下)から、同じ日にとってきた。色とりどりとは、このこと。こんな色が、風にいっしょに揺れる秋。

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©William Ash


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今度はりんごの収穫2015

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©William Ash

今年は、我が家だけでなく、道ばたの忘れられたリンゴであれ、果樹園のりんごであれ、どこもかしこもメイン州ではリンゴが豊作のようだ。上の青りんごは、ブラッシンググラニーににているけれど、すっぱくなくておいしい。そばに植えたクラブアップルの木がよかったのか、今年はたくさんの実をつけた。

ひとつだけ赤いのは「れんちゃん」で、まだ収穫期ではないけれど、地面に落ちていたので拾ってきた。今もなんのリンゴなのかわからないけれど、アップルソースにするとおいしい。

我が家のりんごは、完全有機栽培。数回だけ、Surroundという粘度スプレーをかけただけ。見かけは悪いが、中身は全く問題なくて虫もほとんど食っていない。皮ごと丸かじりできる幸せもさることながら、皮をむく手間が要らないことがなんともありがたい。

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写真展 ~ Home and Homelessness

exhibition_home_homelessness最近、出版された「地水火風空(Earth, Water, Fire, Wind, Emptiness)」の中の一枚が、メイン州立大学の写真展「Home and Homelessness」に選考されました。この写真展は、メイン州あげてのフォトーグラフィーのお祭り「Maine Photo Project」の一環として行われるものです。

メイン州生まれの世界的に有名な写真家 George DeWolfe、他3名の写真家による審査によって選ばれた14人の写真家による60枚の作品が展示されます。10月9日から11月13日まで一般に無料で、9 a.m.–4 p.m、月曜から金曜日まで公開されます。よろしければ、足をお運びください。

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満月と星

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©William Ash

月光によって日頃は見えない月のまわりの星たちも、月食のときだけはよくみえる。日曜日の夜は、スーパームーンのオレンジの月と満天の星が、ともに庭の森の空をめぐった。こういう空をみていると、夜のほうが現実で、昼はただのフィクションに感じられてくる。

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スーパームーンの月食

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©William Ash

昨夜は、スーパームーンの月食だった。メイン州の夜空は快晴。虫の声を聞きながら、庭でその様子を眺めた。9時すぎからまず一時間ぐらいかけて、月はゆっくりと消えるように隠れ、そのあと45分間はずっと地球の陰にかくれたまま。そして、また太陽の光を反射して左側から輝きだした。月が、いつもより立体的に見えて、宇宙空間にポッと浮んでいるのが、手にとるように感じられた。

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見た目よりも複雑なものが、そこにはある‥。

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©William Ash

カメラは人間の視覚をまねたものだから、シャッターを押せば、自分が見たイメージをカメラが捉えたと思いがち。でも人間の目は、そんな単純なものじゃない。

たとえば、中央の画像の「夕暮れの景色」を見ているとする。

ところが目の網膜のある細胞は、左の画像のように、どれだけ明るいかという輝度がわかるが、色には反応しない。また他のある細胞は、右の画像のように、色に反応できるが、輝度はわからない。これらの別々な細胞から、輝度と色のシグナルが脳に送られる。しかも、別々な場所に送られる。

だから、見ている景色とは、左の画像(輝度だけの画像)と右の画像(色だけの画像)が、別々に脳内で処理されることによって再生された画像にすぎない。

生物が色に反応するようになったのは、進化の過程でいえばごく最近のことらしいが、色に反応できることは、とてもすばらしいこと。輝度だけじゃあ、空はつまらない。

水平線上のオレンジ色の空(中央の画像)が、雲の間から見える青い空と同じ明るさ(左の画像)に見えてしまって、夕焼けの空ではなくなってしまう。視覚に色が加わったからこそ、見えるようになったものがたくさんある。もちろん、右の画像からもわかるように、色だけだと構造や詳細はわからない。

光、光というけれど、電磁スペクトルのなかで見えるところまでの呼び名にすぎないし、目に見える色は、人間の視覚が光に反応しているからそう見えるだけで、実際に自然界にそうあるわけではない。

でも、輝度と色に加えて、想像をも超えた美しい世界に反応できる知覚システムを、もっともてるように進化していけたらいいな。

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ペマキット・ポイントの夕暮れ

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メイン湾の夕暮れ。岩だなにはい上がろうとする波に、淡い光がのっている。現在もゆっくりと浸食されているこの変成岩は、浸食した岩が堆積して4万年前にできた。岩は浸食され、それが堆積して新しい岩となり、またそれが浸食されて変わっていく。気が遠くなるような物語‥。

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これは何?

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©William Ash

庭に、植えた覚えのないものがどんどん成長して、サッカーボールぐらいの大きさの実をつけている。カボチャだろうが、そのうちにオレンジ色になるのだろうか。収穫時期がわからずに困っている。