消えゆく炎 その1

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冬の晴れた日の日没
地平線の下にたった今沈んでいった太陽の光を
木々の先がかすかに捉えて立っている
自分の心の中でも
こうした瞬間がいくたびかあったように思え
夕飯の支度に忙しい手を止めて
窓辺で木々をみつめる

ハニークリスプ〜メイン州のりんごの季節

apples_honey_crispハニークリスプ(Honeycrisp)は、ミネソタ大学で開発された新しいりんごだ。実は大きく、固くてサクサクしているし、ジューシーなので、日本の梨を思い出させる。ちょっとレモンのような酸味がある甘いりんごで、日持ちがきく。他のりんごよりも値段が幾分高いのだが、人気が高い上に需要に供給がまだおいついていない状態だからだそうだ。

 

 

ブラッシング・グラニー 〜 メイン州のりんごの季節

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グラニースミスは、このアメリカの北東部では、筆を走らせたような赤みをもつブラッシング・グラニー(Blushing Grammy)というりんごを生んだ。酸っぱい!りんごで、サクサクして固めなので、かじると尚更、酸味を感じる気がする。甘みと酸味がまじって、歯ごたえのあるアップルパイが好きな人には、もってこいのりんごで、我が家もアッップルパイにはこれを使う。もちろん、生でサラダにいれてもおいしい。それに、保存がきく。

キャディラック山頂にて

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by William Ash             画像をクリックしてご覧ください

先週、マウントデザートアイランド(Mt. Dessert Island)にあるアーカディア国立公園(Acadia National Park)にいき、日没直後にキャディラック山(Cadillac Mountain)の頂にいった。ここからの眺望が観光客をひきつけてやまないのだが、実は視線を水平線から足下に移してみると、そこにも美しい生態系が見られる。マウントデザートアイランド(Mt. Dessert Island)の名が示す通り、気温、湿度、風などここの自然条件は過酷だが、生命はいたる所に見られ、土があるところには地をはう植物がコロニーをつくり、岩は地衣類におおわれている。

ウインター・サプライズ 〜 樹氷

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月曜日 目覚めれば 外は白銀の世界になっていた
まわりの音が雪に吸い込まれて消える 静かな朝
こんな日には 逆に
雪をかぶった木々の 聡明な息づかいが感じられる

その下で 「ハーハー」言いながら
早くも 今年初めての雪かきとなった

時折 枝から滑りおちた雪が
首筋とコートの間から入って 体の中を解けて流れる
スコップを放りなげて悲鳴をあげる我を
白装束の森が 枝をもたげて見下ろしてくる

 

 

スパータン ~ メイン州のりんごの季節

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スパータン(Spartan)は、マッキントシュ (McIntosh) と不明の品種をかけあわせたハイブリッドのりんごだ。親のマッキントッシュ同様に、万能なりんごだ。サクサクして、ちょっと酸味のある甘さをもつ。

晩秋のアーカディア国立公園

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Acadia National Park by William Ash  画像をクリックして拡大してご覧ください

 

アーカディア国立公園(Acadia National Park)から紅葉の季節が去ると、
それを追うかのように訪問者もいなくなる。
車道をいく車の数はめっきりと減り、トレイルには人影がほとんどない。
けれど、目を奪うばかりの美しさは、以前としてそこにある。
大西洋を望む森の公園に、静寂のときが訪れた。

この日、カナダからの北極気団が吹き荒れるなかも、
海はおだやかで、鋭い青さが一層、冴えていた。

 

Macoun ~ メイン州のりんごの季節

apples_macoun今年はじめて、このりんごを食べた。果樹園で、お客のひとりがたくさん買い込んでいたので、何にするのか聞いたら、「サイダーをつくるから、毎年たくさん買うのよ」と言われた。店の人によれば、人気があるりんごらしい。買ってみて食べたが、確かにサクサクして甘いものの、もっとおいしいりんごが他にもあるように思える。保存はきかない。このりんごの発音だが、いろいろな読み方があるようなので、英語のままにした。