停止

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©William Ash

林床の水たまりに落ちた葉が、凍りついていく。春が大地を解放するまで、秋の色そのままに、雪の下。

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雪の浜 ~ マイル・ビーチ

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©William Ash

リード州立公園(Reid State Park)は、ふたつの砂浜で知られている。ひとつはマイル・ビーチ、もうひとつはハーフ・マイル・ビーチ。サンクスギビングに降った雪が砂浜をおおっていたが、散歩をする人の姿が見られた。夕日を浴びた雪の海辺は、パステルカラーに暖かくきらめき、雪も冬も感じさせないような非現実的な空間を作っていた。

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リード州立公園

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©William Ash

岩礁の多いメイン州の海岸線のなかで、ジョージタウンにあるリード州立公園(Reid State Park)には砂浜があり、夏には多くの人がやってくる。また浜にそって湿地や広葉樹林も広がり、多くの人がバードウオッチングを楽しむ。写真は、アウターヘッドに向ってグリフィスヘッドから撮ったもので、アウターヘッドは、アジサシの保護地区になっている。水平線上に見えるサウスポートでは、ナチュラリストで作家でもあったレイチェル・カーソンが、農薬の危険性を訴えて社会に大きな影響を与えたあの「沈黙の春(Silent Spring)」を書いたという。

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大雪のサンクスギビング . . .

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©William Ash

画像は、巨大なアリスクリームコーンではない(だったらいいけどなぁ‥)。昨日のサンクスギビングは、前日の午後から朝まで大雪となり、我が家の場合は積雪量は25センチ。庭の大きな植木鉢は、純白の世界でひとり夏を思わせるオブジェと化していた。

メイン州では8万世帯ぐらいが停電し、夜の11時になっても3万世帯がまだ停電中だった。サンクスギビングのごちそうは、いったいどうなったのだろうか? 外の雪とは反対に、アップルパイにのせるバニラアイスクリームなど、みんな溶けてしまったにちがいない。

冬の停電は当たり前とはいえ、世界一停電が少ない国に育った日本人にとっては、メイン州の冬の暮らしは、ほとんどサバイバルゲーム。食料と同じぐらい、エネルギーの自給自足の大切さを痛感させられる。

昨年の11月も、暴風をともなった雪嵐が大木までなぎ倒して通過したと思ったら、暖かい雨が降って雪をとかし、ほっ!と安心したのもつかの間、数日後に氷雨が降った。しかも、その最中に気温を氷点下に一気に落として、道路をみごとに凍結させてしまい、サンクスギビングのパーティーに車を走らせる人々の足をすくった。

でもみんな、なぜかそんな去年のことはすっかり忘れて、「今年は雪が多いー」とか、「なんでこんなに寒いんだー」とか騒いでいるのが、いとおかし‥‥。

 

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ウツボ草のお茶 ~ 食べられる庭

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©William Ash

庭でみつけた食べられる野草のなかでも、このウツボ草(学名 Prunella vulgaris, 英名 self-heal または heal-all)には、とても重宝している。花穂が漢方薬にもなっている上に、葉や茎、花は食用になる。野草の葉は、たいてい苦みが少ない若葉のときしか食べられないが、うちの場合は半日陰に生えているせいか、いつもで葉を食べられる。ビタミン類が豊富で、かすかなミント味がして、ベビーリーフなどといっしょにサラダにして食べている。

お茶にしても、あわいミントの味が楽しめ、ゴールデンロッド(アキノキリンソウ、セイタカアワダチソウ)のような強い苦みはない。中国では、枯れはじめた花穂をお茶に使うみたいだが、うちでは画像のように、地上部の全草を好きなときに切って、保存瓶であるメイソンジャーに入れて熱湯を注いでほっておく。この状態だと、数日たっても飲める。

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イエロードック・マフィン~ 食べられる庭

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©William Ash

ドライクランベリーと、家の庭のイエロードック(英名yellow dock、学名 Rumex crisps)の種とそのもみ殻を、小麦粉にまぜてマフィンをつくった。もみ殻も種も茶色なので、ご覧のとおりの色のマフィンができた。

このマフィンは、卵やベーキングパウダーの代わりに、酢とベーキングソーダを使って膨らましている。かなりアバウトながら、レシピはこちら→ 続きを読む

アキノキリンソウの種入りパン ~食べられる庭から

life_in_maine_goldenrod_bread初秋まで鮮やかに咲いて、蝶やハチをよんでくれた庭のアキノキリンソウから種をとって、小麦粉にまぜてパンを焼いてみた。いつもは乾燥させた黄色い花を使うが、今回は種を使った。アキノキリンソウは、アキノキリンソウ属のセイタカアワダチソウも含めて、地上部はみな食べられるそうで、種も生でも食べられる。薬用効果もあるらしい。今回のパンには、お豆腐を作ったあとにできたおからも入れたので、荒めで重ためのパンになった。画像の茶色の点々が種で、別にこれといった味はしない。

アメリカでは北東の端のメイン州でさえ、いろいろや種や穀物類などが、簡単にお店で手に入る。それはそれで、とても楽しいのだが、自分のまわりの植物をよく知って、食べられる種を使うのも、また庭の楽しみがひとつ増えていいものだ。

レシピは以下のとおり。 続きを読む

English Lensー欺く風景

11月14日の記事ー欺く風景ーより、下の日本語を英語にしてみる。

引き潮のときに砂州に立つと、妙におだやかだ。湖畔にいるような気がする。けれど、この場に身をさらしていると、あたかもモンスターが水面下に横たわっていて、起き上がって人を連れ去るのを待っているかような不安も覚える。

部分、部分を英訳していくと、 続きを読む

フォート・ポイント州立公園

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©William Ash

メイン州には、数多くの灯台がある。人はなぜか灯台に魅かれるもので、ポートランド・ヘッドやペマキット・ポイントなどの灯台には、数多くの観光客が訪れる。Stockton Springにも、有名ではないがフォート・ポイント灯台があり、まわりは120エーカーの州立公園 (Fort Point  State Park)になっている。

写真の灯台と灯台守の家は、1857年に造られた。何十年、何世紀にわたって、ちょこっとずつ家のあちこちを増築していくという、ニューイングランド特有の不規則な建築様式の例なのだが、みたところこの家は、均整よくうまく継ぎ足してきたようだ。

この日、妻と私は道に迷って、サンディー・ポイント・ビーチ州立公園に行ってしまい(これは幸運なことだったが)、やっとこの公園に着いたときは、暗くなりかけていた。公園は日没とともに閉まるので、公園内をゆっくりと歩いて廻る時間はなく、そのうちに、小高いところにある灯台守の家にも灯りがついたのだった。

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