Pacara Earpod Tree ~ ティンボ

フロリダで、ティンボという木をはじめて知った。ティンボの英名は Pacara Earpod Tree、学名は Enterolobium contortisiliquum。

とてもおもしろい木で、何度か写真を撮った(その1その2)。上の写真は、ティンボの種がはいったさやで、直径が7センチもある。英名の一部「耳のようなさや( Earpod)」は、ここから来ているようだ。さやの形からもわかるように、この木はマメ科で、フロリダでは侵入種になっている。

フロリダの光

©William Ash

Merritt Island の鳥獣保護区に行った。自然の表情が豊かなメイン州から、緑一色のフロリダに移ってきて、なかなかここの自然になれなかったが、この保護区ではじめて天国的な穏やかさを感じた。

森の夢 Part 1

いつもまわりが緑のせいか、フロリダにいると、終わることのない夏の中にいる感じがする。今は日差しが肌に心地よい季節であり、どんどんアメリカ北部から人々がやってくる。でも私たちの心は、逆に北上していく。メイン州の秋の森を探している。季節のシグナルに、あふれていたなぁ。

A Thin Layer of Air ~ 大気の薄い層

涼しくなってきたフロリダの夜を楽しもうと、バックレイクに行ってみた。水平線の向こうには、オーランドの明かりが見える。人間は、大気に包まれた小さな地球に住んでいる。大気の向こうには、無数の星がある。でも、地球に代わる星は見つかっていない。この星以外に、住める場所はない。

昨日のテレビで、火星をめざして訓練中の若き宇宙飛行士たちに、アポロ8号に乗った元宇宙飛行士が、宇宙から地球を見たときのことをこんな風に語っていた。

「はるか宇宙に何があるかなんてことじゃなくて、地球への興味を痛烈に感じたよ」