English Lensー欺く風景

11月14日の記事ー欺く風景ーより、下の日本語を英語にしてみる。

引き潮のときに砂州に立つと、妙におだやかだ。湖畔にいるような気がする。けれど、この場に身をさらしていると、あたかもモンスターが水面下に横たわっていて、起き上がって人を連れ去るのを待っているかような不安も覚える。

部分、部分を英訳していくと、 続きを読む

欺むく風景

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©William Ash

フォート・ポイント州立公園にある突き出た砂州に立てば、海面はおだやかだった。でもこれは、見かけだけ。ベネブスコット湾にあるこの海域には、メイン州のもっとも大きな支流の一部であるペネブスコット川が流れ出ていて、この川の流れと海の潮がぶつかりあって、水の流れがとても激しい。自分が立つ砂州も、この激潮によっておもしろい形をしている。浜への道の途中には、「激潮により水泳禁止」の看板が立っていた。これには、がっかり。海に入っていこうとする我が家のニューファンドランド犬をひきとめておくことが、なんてたいへんだったことか‥‥。

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©William Ash

引き潮のときに砂州に立つと、妙におだやかで、湖畔にいるような気がする。けれど、この場に身をさらしていると、あたかもモンスターが水面下に横たわっていて、起き上がって人を連れ去るのを待っているかような不安も覚える。

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よせる波、よせる葉

life_in_maine_sandy_point_fallメイン湾と大西洋に直に面した海岸線には、オークのような広葉樹は見られず、たいていモミやトウヒだ。きびしい気候や、塩分をふくんだ環境のせいなのだけれど、どうもペネブスコット湾のように内陸に深く入り込んだ入り江は、それほどでもないようだ‥‥。

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サンディー・ポイント・ビーチ

life_in_maine_sandy_pointペネブスコット湾の北部に、サンディー・ポイント・ビーチ(Sandy Point Beach State Park)という小さな州立公園がある。この季節には、犬を散歩させる人や地元の人が歩いているぐらいで閑散としている。杭は、1970年代に使用されていた船着き場の名残りで、今では鳥がとまるばかり。杭に生えた海藻は、引き潮になるたびに外気にさらされる。

まあ一見すると、なんてことない場所なのだが、実はここから旧石器時代の人工物が発見されている。旧石器時代という遥か昔、いったいどんな人間や動物が、ここを歩いていたことか。

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風の記憶

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©William Ash

アメリカン・ビーチ(American Beech, Fagus grandifolia)は、冬の間も葉をつけたままで、数種類のオークをのぞけば、家の裏の森ではこうした木は少ない。画像は昨日とったもので、暖かく、風もない日だったのだが、葉がこれまで受けてきた風によって、みな一定方向を向いていて、見ている自分まで風を感じるかのようだった。

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プレザント・ポンドの晩秋

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©William Ash

ニューイングランドには、プレザント・ポンド(Pleasant Pond)という名前の湖がたくさんある。メイン州には7つあるらしく、画像の湖もそのひとつ。つい最近まで、緑色の眺めだったのが、紅葉の季節になり、輝くような赤と黄色に覆われたかと思ったら、またたく間にすぎて茶色になった。きっとこのわびしいような景色も、空だけを残して、みな白銀にとってかわられることだろう。

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サンド・ビーチの夕暮れ

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©William Ash

「あの世はこの世とちがって、もっと美しく穏やかだろうな〜」と思っていると、この世で、自分の憧れや想像をも超えた風景に出会ってしまったとき、「ここはどこ? 私はどこ?」と、呆然としながら恍惚となる‥‥。晩秋の秋晴れの夕方、人のいないサンド・ビーチは、そんな場所かもしれない。 続きを読む

海岸線に生きる木々

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©William Ash

アーカディア国立公園のグレイト・ヘッドの頂上は、大西洋に囲まれたきびしい環境にもかかわらず、常緑樹がいたるところに見られ、また、花崗岩の分厚い岩盤の間にあるわずかな土も見逃すことなく、植物がぎっしりと生えている。逆境で発揮される、生命のみごとな回復力と多様性の証のような場所だ。そして晩秋になると、それまで緑一色だったこの場所も、自然の手によってそれぞれのコロニーが、さまざまな色彩パレットに分けられていく。

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秋のオーク

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©William Ash

アーカディア国立公園内の海岸線から離れたところに、オークの木立がある。広葉樹のなかで最後に葉が散るのは、オーク(ナラ、カシなど)のようで、今まさにオークの琥珀色が、風景の主役。ヤマナラシカエデの目もくらむような色とは、比べ物にはならないかもしれないが、他の木々の葉がほとんど散ってしまったあと、オークの葉は秋の光を思う存分にうけ、厳か。

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