Beyond the beaches at Reid State Park.
リード州立公園の海の横には、海の水による塩性の湿地が広がっている。草紅葉という言葉があるが、紅葉する湿地の風景は、その細やかな草のせいか、まるでゴッホの筆さばきを思い出させる。
Beyond the beaches at Reid State Park.
リード州立公園の海の横には、海の水による塩性の湿地が広がっている。草紅葉という言葉があるが、紅葉する湿地の風景は、その細やかな草のせいか、まるでゴッホの筆さばきを思い出させる。
Half Mile Beach in Reid State Park. リード州立公園のハーフマイルビーチより。
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夏には夜の9時まで明るいメイン州も、今は冬に向かってどんどん日が短くなっていく。寂しいぐらいなのだが、それでも今はまだ午後8時までは明るい。そんな黄昏時に、アーカディア国立公園のLittle Moose Island(小さなムースの島)の丘から、スクーディック半島方面を眺めてみた。この島は、引き潮のときには海底を歩いてわたれる。とても小さな島だけれど、島から大西洋を見ていると、どこにいるのかを忘れてしまうぐらい平和な気持ちになる。
夕暮れの画像は、こちらをクリック〜満月と夕暮れ〜スクーディック・ポイント
30度近くの真夏日が、3、4日続いた。日本のような湿気がないから、蒸し暑いということはないけれど、エアコンのないメイン州の住民にとっては、夕方に気温が下がるまではちょっとしんどい。他の地域の猛暑を考えれば、文句など言っていられないのだけれど。
Bailey Island から Jaquish Gut を眺める夕べ。
岩と海からも光が引いていく。
アーカディア国立公園の南の先端にある小島、Little Moose Islandに、引き潮を利用してわたってみれば、岩だなの上では、ハマナスの群生が花の盛りを迎えていた。今、日本のバラ、ハマナスがメイン州の海岸線には咲き乱れている。
海を見ていると、ときどき距離感が消えてしまう。目の前に、ただエレメントが積み上げられていく。浜、白い水、藍色の水、青い水……。