「空海の人びと」のご案内

空海の人びと~ 迷いながら歩いた遍路
(by naomi otsubo)発売となりました。

30代のアメリカ人と日本人の夫婦遍路が、四国八十八ヶ所遍路道を奥の院、番外といっしょに3周した思い出をまとめた75日間の聖地巡礼日記。
424ページの巡礼メモア。

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©William Ash

空海のこともよく知らず トボトボと
霧の中 山の中 雨の中を 75日

明暗に ウソと誠
シリアスながらコミカルで
超ローカルなのに ユニバーサル

未来図が 突然の沈黙に 発光する

やっぱり みんな 人間だ
感じて 耳を澄まして
神仏を超えて 発電している

ホントのところ この道で
自分が体験しているものは
 何なのか?

 

詳しくはこちら →「空海の人びと」専用ページ

これまでの四国遍路道のブログ記事、
「空海の人びと」関連ページは、こちら

追記(12月):電子書籍版(縦書きと横書き)も発売されました。
縦書きは、楽天KOBOにもて発売中 → 電子書籍「空海の人びと」

 

四国遍路道

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©William Ash

この冬は、「四国遍路道」写真集の作製をしていて、四国遍路の日記を見直している。一周あたり、歩いて平均50日ぐらいかかる。写真の笠に書かれている「同行二人」は、「弘法大師といっしょに二人で歩む」という意味で、私たちは弘法大師とともに「世界平和」を祈りながら3周した。

遍路中は、テレビの放送とは似ても似つかない光景をみて、いろいろな思いが心をよぎった。でも、1周目(1998年)が終わったときは、さすがに驚いていた。この道を守ってきた、ふところの深い慈愛に満ちた精神は、どこから来ているのか?

歩き終えたときには、「人生そのものが遍路道、日常生活もまた遍路道」という、当たり前の思いをもって家路につく人が多いというが、確かに、あれだけ体も使って歩けば、どっかに意識だけが飛んでいってしまう妄想人間は、遍路道からは生まれないだろう。

ただ困ったことに、普通の生活にもどっても、どこへでも歩いていこうとする。どこへでも歩いていけると信じている。バスも電車も目に入らず、ただモーレツに歩きたくなる。喜んだのは犬で、それまで15分だった散歩が、2時間、3時間になった。いっしょに歩いていた空海が、今度は、愛犬になったような気がした。

でも、今はメイン州の冬の中、あまりに寒すぎて歩けな〜い。

 

30代のアメリカ人と日本人の夫婦が、八十八カ所や奥の院、番外を訪ねながら
四国遍路道を歩いて3周した遍路日記をまとめた聖地巡礼メモア
「空海の人びと」
電子書籍ソフトカバー本で発売中。