ブラックベリーの花咲く 2016

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©William Ash

今年も、花が順々に咲き始めた。5月のはじめは、ワイルドプラムの花。半ばは、りんごの花。そして今、ブラックベリーの花が満開だ。白雪姫を思わせる純白の花びら。これが朽ちて、やがて黒い実がなるなんて、だれが思おうか。

りんごの花 2016

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©William Ash

今、りんごの花が満開だ。画像は、緑ちゃんと呼んでいる庭の青リンゴの花。
この季節、民家の家々の庭先はりんごの花でいっぱいになり、ドライブすると夢心地になる。美しい花、甘い香り、そして実までつけてくれるりんごの木。心から尊敬してしまう。

プラムの花咲く

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©William Ash

先週末から、ワイルドプラムの花が咲いている。家の入口に咲く花は、春の喜びをもたらしてくれる。白い花は、葉が生えてくるともに日に日にピンクとなっていく。そして、八月の終わりにはプラムとなり、秋にはジャムとなってテーブルにあがる。

食べられる庭 〜 エンレイソウ

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©William Ash

先週は最高気温が16度から23度まで上がり、すっかり春らしくなってきた。樹々も、芽吹いてきた。その前が2年連続の長い冬だったので、うれしいことだ。

例年、林床に最初に咲く野生の花は、エンレンソウ(red trillium or trillium erectum)。命の印もないようなひっそりとした森の底で、赤紫の花を咲かせてくれる。でも、鮮やかな姿が見られるのは、ほんのつかの間。シダの現れるころには、もう消えている。

根と実は有毒。でも、完全に開く前の若葉だけは、生でも、煮ても食べられるらしい(ノースカロライナ州立大学のリポート)。私たちは、まだ一度も試したことがない。食べてしまったら、花の姿も見られなくなる。食をとるか、初春の花をとるか……、迷うまでもない。

砂糖なしの黒豆チョコレートファッジ

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©William Ash

チョコレートを、昨年から手作りで作りはじめた。このレシピは、世界で最強のミキサーなる「Blendtec」のサイトからのものを、自分なりにアレンジし、砂糖なしにしたもの。固いチョコレートではなくて、ファッジといって柔らかめ。

黒豆が主な原料だから、ヘルシー(かな)。決めては、映画の「ショコラ」ではないが、少しチリを入れて味を引きしめること。上の画像のものは、黒豆をミキサーにかけてトロトロにしたけれど、豆が残るように荒めにかけたら、もちごめにくるんで「チョコレート黒豆おはぎ」にもできる。

Blendtedのミキサーは、ミキサーにしては高いし、しかもアメリカ製品ということもあって、2年もの間、買う価値があるのか迷ってしまった。でも、買ってみると便利だし使える。ともかく洗うのが簡単なのがいい。毎日使っても、負担にならない。

それに全粒粉の小麦粉も、自分で小麦を買って作ることができるし、お米もひいてパウダーにしてケーキやパンに使うことができる。ともかく、なんでもパウダーにすることができるのはありがたい。自分が使う料理の材料を、しっかり原料の段階から管理できるので、とても安心だ。庭の食べられ野草は、大量に乾燥させてミキサーにかけて粉にして、パンや料理に使っている。

さて、レシピはこちら

「砂糖なしの黒豆チョコレートファッジ」

(1 cup はアメリカの計量カップで、およそ240 ml )

3 cups 煮た黒豆
6個 乾燥させたデーツ、またはいちじくなど
2/3 cup ココナッツオイル
1 cups  製菓用カカオパウダー(良質なものを選ぶこと)
1/2 〜 2/3 cup  ハチミツまたは メープルシロップ
小さじ 1/5  チリパウダー
1 cup 好きなナッツ(オプショナル)

ナッツ以外は、みんなミキサーに入れて、好みの柔らかにする。そこにナッツを入れて、数回ポルス。それを、20センチx 20 センチの容器に流しいれて、冷蔵庫で2時間冷やしてできあがり。好きなサイズに切って召し上がれ。残りは、フリーザーで保存可能。

2015年感謝祭のテーブルから Part2 ~ 食べられる庭から

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©William Ash

感謝祭と言えば、七面鳥の詰めもの。大きな肉を「切り分ける」という行為なしに、感謝祭のディナーとはいえない。ところが、我が家では肉をもう食べないので、何か「切り分ける」ものがほしい……。

そこで、今年は大きなかぼちゃを、七面鳥のかわりに使い、庭からの野草と野菜を入れた。

冷凍庫に生のまま保存しておいた庭の食べられる野草(オオバコ、オオムラサキツユクサユリイワミツバ)と、庭でとれたインゲン。買ってきたクルトン、マッシュルーム、チェダーチーズ、ニンニク、ベジソーセージ等。みんないっしょに炒めてから、大きな甘いカボチャにつめてオーブンへ。

今年はちょっと炒めすぎたが、チーズとスパイスがあれば、野草も野菜の味となってできあがり。おすすめです。甘いかぼちゃといっしょに、めしあがれ。

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2015年の感謝祭のテーブルから Part 1

We wish everyone a happy Thanksgiving.

life_in_maine_giving_thanks_2アメリカでは感謝祭の今日、我が家でもお祝いをした。できるだけ庭でとれた食材を使おうと、がんばってみた。いちばん簡単だったのは、もちろんデザート。野原ワイルドブラックベリーで作ったパイというかタルト(右)と、種類が不明の通称「レンちゃん」のリンゴで作ったアップルパイ(左)。やわらかいリンゴなので、アップルソースのようになったが、それに市販のクランベリーをいれて、さわやかなタルト風にした。

それから、今日は感謝祭ということで……、

口に食べ物を入れることは、「他の生物の命をいただいて、自分の命をつなぐこと」です。肉を食べる、食べないにかかわらず、命をくれた動物たちに、「ありがとう」の気持ちをこめて、よろしければ下のふたつのキャンペーンにご署名をお願いします。私も、知人から送られてきて、署名をした上でここに載せています。

ひとつは、

「日本の残酷な屠殺反対」への署名です。日本では一秒に24匹の鶏、牛、豚が殺されているそうですが、その方法には、目も当てられないものがあるようです。自分の口に入るものが、こんな形で殺されているかもしれないと知ることは、重要なことだと思います。

アメリカでは、電気ショックを与えて失神させてから屠殺するという法律がありますが、最近、ある屠殺工場が、その処理をせずに、意識があるまま生殺しをしていたことが判明して、警察に摘発されました。この工場は、なんと1時間に1200頭の豚を屠殺していたそうです。

今日は感謝です。命をつないでくれた動物たちに、「ありがとう」の気持ちをこめて、下記のリンク先を開いて、ご署名をお願いいたします。

「畜場での残酷な行為を廃止してください」

もうひとつは、

キッコーマンの動物実験に対する署名」です。これは、ショックでした。この記事を読むまで、全く知りませんでした。キッコーマンの品物は、アメリカのほとんどのスーパーに置かれていて、トヨタじゃありませんが、日本人として誇りに思っていたので、とても残念です。現代の技術では、動物実験によらずとも、食の安全を確かめる方法がたくさんあるそうです。世界のキッコーマンなのですから、すぐにでも人道的な方法へシフトしてほしいものです。

命をつないでくれた動物たちに、「ありがとう」の気持ちをこめて、下のリンク先からご署名をお願いいたします。

「キッコーマン:醤油や豆乳のために動物を犠牲にしないで! 動物実験から人道的でより有効な研究方法へのシフトを求めます」

どうもありがとうございました。

 

季節の終わり

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©William Ash

冬が日一日、近づいてくる。この野原が緑色に染まり、生き生きとしていたのは、つい最近のことだったような。今年も、写真に写っているゴールデンロッド(アキノキリンソウ)の種を集めて、小麦粉とまぜてパンでも焼くかな。

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今度はりんごの収穫2015

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©William Ash

今年は、我が家だけでなく、道ばたの忘れられたリンゴであれ、果樹園のりんごであれ、どこもかしこもメイン州ではリンゴが豊作のようだ。上の青りんごは、ブラッシンググラニーににているけれど、すっぱくなくておいしい。そばに植えたクラブアップルの木がよかったのか、今年はたくさんの実をつけた。

ひとつだけ赤いのは「れんちゃん」で、まだ収穫期ではないけれど、地面に落ちていたので拾ってきた。今もなんのリンゴなのかわからないけれど、アップルソースにするとおいしい。

我が家のりんごは、完全有機栽培。数回だけ、Surroundという粘度スプレーをかけただけ。見かけは悪いが、中身は全く問題なくて虫もほとんど食っていない。皮ごと丸かじりできる幸せもさることながら、皮をむく手間が要らないことがなんともありがたい。

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