セージの花が咲きまして‥

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©William Ash

昨夜にまた16センチも雪が降り、外は4月とは思えないような景色でも、家のなかではセージの花が咲いてくれた。2013年末のアイスストームで、庭のセージがほとんどだめになってしまったが、いくつかを鉢に植え替えて窓辺に置いておいたら、みごとに復活してくれた。

セージの葉は、甘いようなそれはいい香りがする。料理やお茶にも使える。ネイティブアメリカンの多くの部族は、セージには「心と体と魂のバランスをとりもどす力」だけでなく、不運の原因となる邪悪なエネルギーを取り除いたり、近づけない力もあると信じて、いろいろな儀式に使うらしい。日本的にいえば、「厄よけ」ということになるのだろうか。もしかしてメイン州中に植えたら、冬がとっとと去ってくれるかな?

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春をまつ五感のとまどい

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©William Ash

メイン州の冬は長いが、こんなにしつこい雪も初めてで、林床はまだ白い。先週から今週にかけては、粉雪が舞った。ところが、一見するとまだ冬の森なのに‥‥この寒々とした木立の中で、野鳥は、歌でワルツを踊っているかのように華やかにさえずっている。

春なのか、まだ冬なのか? 目と耳がとらえる季節のちがいに、ちょっと戸惑う。でも、来週から最低気温が0℃を超えてくるから、この森もこんな感じ(←クリックしてね)になる日は、すぐそこみたいだ。

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冬の水平線

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©William Ash

鮮烈なほど澄み切った冬の大気は、海と空を、真っ二つに切り分ける。水平線上の未知なる世界は、見つめるものの心を、強く引きつけて止まないけれど、海面下の未知なる世界が、それを陸に縛りつける。

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足跡

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©William Ash

フランスの法科学者が提唱した「ロカールの交換原理」は、端的にいえばこうなる。

ー接触は、必ず跡を残すー

どんなに小さな接触でも、つかの間のコンタクトでも、私たちの旅は、
自分の何かを背後に残し、かつ、だれかの何かを、これから運ぶことになる。

すべての足跡、たとえ孤独な旅人の足跡でさへも、前に触れたものと
これから触れるものとを織り込みながら続いていく。

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凍る流れ

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©William Ash

ベイツ自然保護地区の滝。もうすぐ、滴る水滴の音とともに流れが目覚める。

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雪に閉ざされた森

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©William Ash

裏の庭には、まだ1メートル前後の雪がつもったままで固く、この数日の春のような暖かさの中でも溶けない。夏には葉がしげって暗くなる林床も、今は明るい。風のない日、スノーシューをして歩くと、裸の樹々からその大らかなやさしさが、直に伝わってくるような気がする。意外なことだけれど、森のなかを歩くなら、どの季節よりも、冬が一番かもしれない。

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まさに、その通り. . .

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©William Ash

「また猛吹雪で、しかも50センチをこえる雪が降る!」と構えていれば、寒気が珍しい波形を描いて通過したため、我が家の地域には、5cmも降らなかった。あ〜、この歓びをどう表現しようか。

でも、南部の海岸線には、40cmを超える雪がまた降り、ポートランド付近の積雪量は230cmを超えてきた。すでに例年の二倍以上で、おまけに記録的に寒い冬となっている。

画像は公園にある標識で、犬の飼い主に次のように警告している。

“SCOOP THE POOP.  (フンは、拾っていけ!)”

ちなみに、

“SCOOP”が、「スコップなどで、すくいあげる」
“POOP”は「フン、ウンチ、糞」いう意味なのだが、

今、ニューイングランドでは、まさにだれもが看板のように腰をかがめて、スコップで「ウンチ」、いや、「雪」をすくいあげては、あ〜、いったいどこに捨てようか,積み上げようかと途方に暮れている。そして、車道の雪を、家々の入り口にたんまりと置いて走り去る町の除雪車に向けて、心の中で叫んでいる。

“SCOOP THE POOP.  (フンは、拾っていけ!)”

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夏を夢みれば Part 2 ~ ブリザードを前に

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©William Ash

今夜から、また暴風雪(ブリザード、猛吹雪)がきて、50センチの積雪が予想され、州都オーガスタの体感温度は「ー28度」まで下がるらしい。

上の写真は、7月の風に揺れる庭の木立。厳しい冬は、夏のことを思い出す気力も奪いそうになるが、これがまた夏は夏で、こんなに文句ダラダラの冬の景観を思い浮かべることすらできない。長い冬も、緑の輝きの前には、溶けるように消えてしまうようだ。

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森の色時計~「いろ」が通過中ですPart3

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©William Ash

冬は、季節について考える時間を与えてくれる。以前ブログに、2014年の森の色を色カレンダーにして載せたことがあるが、また別な視点から見てみようと、時計にしてみた。12時が一月で、時計回りに各月が並んでいる。ぐるぐると廻っている季節の色。その中にいることの楽しさ。でも‥、11時あたりから、3時過ぎまでやたら白が多い。やはり、この時間帯は、寝てすごすのが一番のようだ。

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夏を夢みれば‥

1月から2月にかけて、ニューイングランドは大雪にみまわれていて、メイン州では、南部のポートランドで 173センチ、北部のバンゴーでは 260センチを超えた。2月の現時点での積雪用は、通常の二倍だそうだ。

2週間の間に4回も雪嵐がきたりして、庭は真っ白。春や夏の庭の記憶まで、雪の下に埋もれていくようで、白の憂鬱に負けじと、夏の記憶をたどってみた。

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©William Ash

画像の両手につかんでいるのは、小さなカボチャではなくて、エアルームトマト。有機栽培でも、こんなに大きく育ってくれた。収穫したときは、香りがし、果肉は太陽の光を十分に吸収して、暖かかった。 すぐに分厚く切ってパンにのせ、チーズをのせて、コショウをかけて、オーブンで焼き目をつけていただいたっけ‥‥。

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