夏の風、夏の森

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日曜日は日中の気温が20℃から24℃で、ほんとうにメイン州らしい美しい夏日和だった。風が吹いていたので、虫も少なく…。メイン州の初夏は、まわりが緑一色。でもその一色が多色で、しかもどんどん濃淡をかえていく。こんな日は、木はただ風と戯れたいがために進化して、高く、高く、背をのばさんとしているように思える。今は日没も8時半ぐらいで、夜の9時ぐらいまで明るい。みんな、一日を光のなかで満喫している。

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林床で輝く星の花

life_in_maine_forest_spring_flower英名  スターフラワー(STARFLOWER)(学名Lysimachia borealis)が裏の森で群れて咲いている。背は低く、花も2センチもないほど小さいけれど、林床でとても目をひく。花弁は7枚のものが普通だが、9枚のもみかけた。ひっそりと木陰に咲く、春の歓びのような花だ。

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春のシダ

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春になると、家の裏の森にはシダが広がる。ひと月まえは、落ち葉の茶色一色だった林床が、今ではシダの明るい緑色におおわれんばかりだ。数種類のシダがあり、それぞれちがうのが、またおもしろい。

この季節、勢いよくのびてくるシダをみると、上高地から横尾への道でみたシダを思い出す。上高地の森で、シダの美しさにふれて以来、この目立たない植物が大好きになったのだった。

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春の森

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春はすばらしい。微風に、森全体がゆるやかに光りながら踊る。長時間露出の写真だと、この動きがみえるようだ。ところでメイン州のほとんどの森は、原生林ではない。農地にするために、伐採された過去をもつ。かつては、どのような姿をしていたのだろう?

残念ながら、その姿を復元することは不可能。ニューヨーク州にある、産業化時代のあとに再生された森を調べた結果から、以下のようなことがわかっている。

「森は完全に伐採されてしまうと、放置されて自然に森にもどっても、決して最初の森のようにはならない。100年たっても、ならない。しかも、まわりに昔ながらの原生林があっても、完全に伐採されてしまった土地から再生された森は、まわり原生林の影響をうけることはなく、植物も木々の種類、配分など、原生林時代とはちがう姿の森になる」

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森に春が訪れて‥。

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冬が長びいて春の訪れがおくれていたが、ここにきてやっと春めいてきた。
木々は芽吹き、その下では、シダのやわらかな緑がひろがりはじめた。春だ、はる。

 

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春をまつ森

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メイン州に住む人間は、春夏秋がすばらしいせいか、冬になると「寒い、長い」とグチをこぼす。が、今でもそれが続いている。今年の3月は、世界的には歴史上4番目に暖かい3月だったらしいが、アメリカ北東部は例年よりも寒かった。

上の写真をくらべれば、どれほど冬の寒さが例年よりも長引いているかよくわかる。家のうしろにある森で撮ったものだが、向って左は2010年5月3日、右は先週4月27日の様子だ。

奇跡がおきて、一気に森が左のような姿になってくれたらいいが、どうもおこりそうもない。ただ、ありがたいことに、渡り鳥たちはもどってきていて、美しい鳥のさえずりだけは、春を感じさせてくれる。

 

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「いろ」が通過中です Part1

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メイン州には、明らかな四季がある。季節とともに、自然のバロメーターも激しく変わる。それを、色でとらえようと、1月から12月の間に毎月撮った12枚の写真を使って色の移ろいを表現してみた。一年の間、画像の左から右へと変化しながら、「いろ」は過ぎていった。

 

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早春2014, Part 2

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春になると、雪解け水が森のあちこちに、小さな池をつくる。

その水はガラスのように澄み、底には落ち葉が重なりあっている。

秋の色と冬の雪、早春の雨と光をふくんだ水は、

やがて新緑に燃える木々の中へ、消えていく。

 

 

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早春2014, Part 1

life_in_maine_april_saplings4月、光と暖かさがメイン州にもどってきた。

雪解け水の水分を含んだ空気のなかで、森はやわらかく透明にみえる。

木々は老人のように時間をかけて、深い眠りのまどろみから目覚めていく。

そんな中、まだ背の低い若木は、氷雪の重みから解放されると

我れ先にと細い身を、空へとのばす。

しなやかで、滑らかなその姿は、まさに早春の息吹そのもの。

 

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松の木のささやき

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裏庭に、ひときは大きな白松の木がある。この木の緑に触れると、冬でも心が和らぎ、「春はもうすぐだよ」と、ささやいているように思えてくる。そして自分も、「おはよう」とか、「元気?」とか、当たり前のように話しかける。松の木は、「愛」について教えてくれる木だと、ネイティブアメリカンから聞いたことがある。

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