王女のレースと毒草—食べられる庭から

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©William Ash

英名 Queen Anne’s Lace は、その名(アン王女のレース)にふさわしい美しい白い小花をたくさんつけている。野原に広がっている姿は、清廉そのもの。学名は「 Daucus carota」で、和名は「ノラニンジン」。

二年生で、かつてヨーロッパで食用として栽培されていた歴史をもつりっぱな野菜だった。今のニンジンの祖先らしい。現在では、根や葉にある薬用効果も認められている。ところが、これにそっくりな強い毒草があり、しかもいっしょに咲いていることがあり、とても危ない。 Continue reading

食べられる庭 ~ Edible Garden 8

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©William Ash

ヤロー(Achillea millefolium)も、最初は雑草かと思ったけれど、そのままにしておいたら優れたハーブだったというが、後になってわかったという野草。ぬかなくてよかった。今ではお気に入りというか、心から崇めている野草のひとつ。

目立たないが、よくみると、うっとりするぐらい小さな美しい花をつける。その上、万能な薬草なのだ。これが庭に生えていてくれるだけで、幸運。

アメリカでは、ヤローにほれこんでいる人も多く、その薬用効果をえんえんとサイトで語っている人も多い。でも、薬草としての話は別な機会にして、ここでは「食べ物」として紹介する。

料理に使えるのは「花と葉」。ただし、葉は苦い。花やフレッシュな若葉だけを細かく切って、サラダやスムージーにいれている。もちろん、湯がいて他の料理にもつかえるらしいが、私は苦いので使わない。他には、フレッシュ、または乾燥させた花と若葉で、ハーブティーをつくったり、ウォッカにひたしてティンクチャーをつくって紅茶にいれて飲んでいる。

毒草もあるので、野草の判別には、専門家のアドバイスを求めることをすすめる。にほんブログ村 写真ブログ デジタル一眼(PENTAX)へ

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食べられる庭 ~ Edible Garden 7

edible_weeds_lambs_quarterシロザ(Chenopodium album)を、最も便利で優秀な食べられる野草というアメリカ人は多い。メイン州立大学のサイトにも、食べられる野草として紹介されている。もともと食用としての長い歴史があり、ナバホなど、ネイティブアメリカンの食物のひとつだったらしい。いろいろな英名があり、Lamb’s-quarters、pigweed、 goose foot、 wild spinachなどと呼ばれている。

シロザの強みは、土を選ばずどこにでもあり、 Continue reading

食べられる庭 ~ Edible Garden 6

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©William Ash

Part5の食べられるクローバーの続きだが、シロツメクサ (Trifolium repens)も、花も葉も食べられる。ただし、葉はかなり苦い。乾燥させた葉をベイキングにつかうと、バニラのような風味をくわえることができるらしいが、まだしたことはない。シロツメクサの花のハーブティーは、とてもおいしい。クローバーの花のお茶の味比べをしたのだが、庭にある他の黄色や赤のクローバーの花よりも、ずっと甘いテーができた。今年は、この花のシロップを作ろうと思う。

ただ傷がつくと、猛毒のシアン化合物を合成することがあるらしいので、ちょっと怖い。新鮮で完全なものを選ばないと‥‥。 Continue reading