水が消える 〜 変わっていく世界

the_world_lv_lake_mead_1984_2016

上の画像は、顕微鏡でみたバクテリアか何かに見えるかもしれない。でも実は、空からの写真だ。NASA Earth Observatoryのサイトにある衛星から撮影されたふたつの写真(下)を合わせて、1984年から2016年にかけてのミード湖の水位の変化がわかるように加工してみた。

黒い部分は、1984年のときから変化がない部分。それに対して、湖の明るく縁取られたような部分や色がついている部分は、2016年までに変化があった部分。湖で言えば、水が消えた部分だ。湖が満タン状態を100%とすると、現在は37%しかない。

どこに消えたかというと、湖の左の場所「ラスベガス」。夜景のように見える所は、ラスベガスで開発が広がった場所で、湖の水位が低くなりはじめたのは2000年からだという。この残りの水が消えたら、ラスベガスはどうするのか?

the_world_lv_lake_mead_19841984年のラスベガス(左)とミード湖(右)

the_world_lv_lake_mead_2016 2016年のラスベガスとミード湖。

話の詳細を知りたい人は、NASA Earth Observatoryをクリックしてください。