カンザスシティの暮らし ~ コロナウイルス Part1

ミズーリ州のコロナウイルス感染者数は、今朝の段階で128人(死亡3人)らしい。NYに比べればはるかに少ないし、ダウンタウンをみるかぎり、パニック状態にはなっていない。ただ、カンザスシティーのビジネスは打撃を受けていて、レストランは先週からすべて閉まっている。みな、テイクアウトやデリバリーへとシフトしている。画像のサインのひとつは、Town Topic Hamburgers のドアにあったサイン。

他にもシアタ―、図書館、美術館などは先週の段階で閉鎖となり、私たちのアパート内のジム、ドックラン、ミニシアターなども使用禁止となったし、清掃員が頻繁にエレベーターのボタンを消毒している。もちろんダウンタウンを歩く人は、あまりいない。今朝のローカルニュースで、ミズーリ州の国会議員が、こうした州民の徹底ぶりに感謝をしていた。確かに、私も驚いた。

でも、マスクをしている人がいない。一人も見ない。これが日本人の私としては困る。NYでマスクをしていたために感染者だと思われ暴行をうけた日本人女性のニュースがあったが、最近ではマスクをしていなかったために暴言をはかれたアジア人女性のニュースを聞いた。マスクをすべき、すべきでないか?

最近アジア系のスーパーにいったら、マスクをしていない私をみて、レジの顔見知りの中国系の女性が「なんで、マスクをしないの? マスクをもってないの? マスクをしなさい」と驚いたように言った。どうしようか? コロナウイスは小さいから、N95 のマスクでも防げないが、マスクをすることで手で顔を触ることは防げる。どうしようか……。