人間は目で世界を見ているけれど、実は心のフィルターをとおして見ていて、しかも心は、知識や名前といったものを見ている対象に投影して、さもその対象をよく知っているかのような錯覚をおこさせる。写真のすばらしいところは、そういった心のフィルターを破壊してくれること。この世界の幾重にも重なりあった層を、ひとつひとつはがして見せてくれる。そういった写真に出あうと、パターンや形、色など、自分の心が慣れきって機械的に処理していたものが、突然に新しい何か、未知なる何かに変わる。
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