アメリカ国内の引越 ~ Part 5 再び州を超えての引越

引越5回目 フロリダ州からミズーリ州へ

 

2018年に、北米大陸の東南端のフロリダ州から、北米大陸の中央にあるミズーリ州カンザスシティに引越をした。車で17時間。およそ 2100 ㎞ (1304 miles)。参考までに、東京から大阪まで509 ㎞。

©William Ash フロリダの海岸

さて、困った。

トラックを着ける「ドック」というものがアパートにはあり、4時間ぐらいしか荷下ろしの時間をくれない(少なくとも、私たちのアパートではそうだった。)もちろん、コンテナやトレーラーを駐車場におきっぱなしになんて、させてくれない。だから、Part 4 のようなトレーラーでの引越は不可となった。すごく残念。

よって、

またUHAULトラックをレンタル
(夫が運転し、私はプリウスであとからついていく)

荷物の積み下ろしは、引越業者を雇う

という新しいパターンにトライした。

 

私がついに引越前に運転免許をとったから、犬と義母といっしょに、プリウスで夫の運転するトラックの後を追いかけ、義母は引越の手伝いと観光をすませたら、飛行機でフロリダへ帰るというプランが可能になった。

義母が交代で運転してくれるとはいえ、運転免許とりたてで、アメリカの高速を二日間走るのかと思うと、お守りをいくつ身に着けても足りない気分だった。

でも、友人たちはみな口をそろえて言った。
「何いってんの。高速は簡単よ。危ないのは街中。」

 

荷物の積み下ろし業者について

 

荷積みのフロリダ州側は、大成功!

ついにUHAULのサイト内の荷物の運搬だけを手伝ってくれる人を頼めるサイト(Moving Help)を利用した。

物の取り扱いに神経質な夫は反対したが、フロリダの友人たちの勧めでトライした。

ヒスパニック系のキン肉マンのお兄さんと、おじさんの登場。その名も Sunshine Mover 。お兄さんがひたすら箱を運び、おじさんがトラック内で積める役。道具、機材とかも持参してきた。

積み方もうまく、20 feet のトラックがいっぱいになったが、すべてを積み終えた。とても感じがよかった。

お兄さんが、気さくな義母のことをとても気に入って、何回もハグをしたのだが、あとで義母曰く「すごい腕力で、胸がつぶれるかと思ったわ。」
確かに、いい体格をしていた。

しかし、、、、

荷下ろしのミズーリ州側で、問題勃発

はじめての場所なので、アパートの人がよく使う運送会社 You Move Me に直接電話をして頼んだ。地元の評価は高い。そして、料金も高かった。が、イマイチ。

なぜなら、

予約時間に来なくて、数時間も待たされた。理由は、午前中の引越が長引いたから。行ってみたら、まだ箱詰めをしていた状態だったという。よくある話だ。
教訓:引越の依頼は、なんでも朝一番を頼もう!)

幸い、2時間強で荷下ろしがおわった。もし4時間もかかっていたら、次にドックの予約を入れていた人から、絶対に文句を言われたと思う。

いずれにしても、人に頼むと楽。
評価のいい会社を使えば、大丈夫なようだ。
もっと前から使えばよかった。

 

ミズーリ州カンザスシティー  ©William Ash

さて、今回の引越でかかった費用は、

1.UHAULトラック

20 feet のものを、5日間レンタル(1486マイル込み)して、1032ドル。これにSafemove というトラックにかける保険が 98ドル。合計で 税込みで1217ドル

 

2.荷物の積み下ろしにかかった費用は 667 ドル


・UHAUL のサイトを通じて頼んだフロリダ州側は、二人で3時間雇って178ドル

・運送会社に直接依頼したミズーリ州側は、二人で3時間 で489ドル(機材料金 99 ドルを含む)。

ミズーリの方は、機材料金など加算してきてかなり高め。次回からは、UHAULを通して依頼する。特に、荷下ろしは、荷積みに比べてずっと楽な作業で、時間もかからない。

 

3.トラックのガソリン代は、 351ドル(1ガロン 2.7 ドル)。

 

ここまでの引越費用、2235ドル。

 

他には、雑費として、プリウスのガソリン代 87ドル(1ガロン 2.7 ドル)、2泊分のホテル代や食事代、義母の飛行機代などがかかった。

 

次の Part 6 をみればわかるが、

今回の引越は、かなりコスパがよかった。

しかし、

これも大型家具がなかったからこそできたことだった……。

Part 6 につづく。

カンザスシティ © William Ash