星から生まれたもの

宇宙はエネルギーから始まり、冷却して水素とヘリウムとなり、そこから星が生まれた。星が爆発して死んだときには、炭素や酸素ができ、長い間のこうした星の誕生と死の繰り返しによって、わたしたちも、まわりの環境も生まれた。宇宙はどこか遠くの場所であり、人間の体験している世界とは異質なものだと思いがちだが、実は私たちが生まれたゆりかごなのだ。