消えゆく炎 その1

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冬の晴れた日の日没
地平線の下にたった今沈んでいった太陽の光を
木々の先がかすかに捉えて立っている
自分の心の中でも
こうした瞬間がいくたびかあったように思え
夕飯の支度に忙しい手を止めて
窓辺で木々をみつめる