アメリカ国内の引越 ~ Part 3 州内の引越

紅葉の秋、2009年、メイン州のS町から 32 km ( 20 miles) 離れた田舎に家を買い、引越をした。前回と同様、メイン州内の引越だが、今までの引越の中で、もっとも移動距離が短い。よって、もっとも安い引越となるはずだった。

ところが、

もっとも割高となってしまった。

ついに

地元の引越業者を雇ってしまったからだ。

©William Ash

DIY の引越をギブアップしたのは、

・引越し前の一月間、二人で引越先の家のリモデリングをして、かなり疲れていたから。
・両方の家の入り口に階段があり、大きめの洗濯機の出し入れに自信がなかったから。

 

はじめてのアメリカの引越業者による引越しはいかに?

当日、3人来た。チーフの50代ぐらいのヒスパニック系の小柄な男性、白人の若い青年二人。チーフが運送会社の正社員らしく、他の二人はバイト。筋肉マンタイプではなく、いかにもひ弱。明らかに、重い箱を避けていた。

たとえ引越専門業者でも、
彼らが運ぶ様子は、
しっかりと見ておいたほうがいい。

というのも、2階の家具を移動させていたとき、若い男性のひとりが壁の穴をみつけて、「やばい、これ、おれがやっちゃったのかな?」とチーフに聞くと、「黙っていろ」と、そのまま家具を運んでいった。

幸い、その壁の穴は、前からあるものだったからよかったけれど、私が見ているにもかかわらず、何も聞かず、堂々と家具を運んでいった。知らんふりはないだろうに。

 

問題の洗濯機は、

バイトの青年たちは、どうやって家から運び出せばいいのか、そこでもうつまづいていた。すると、それまで主にトラックの中で仕事をしていたチーフが、家の中に入ってきた。洗濯機のまわりにストラップをグルグルを巻き付けたと思ったら、いきなり背負った。そして、スタスタと運んでいった……。

「腰を痛めるから、じいさん、やめろ」

他の二人が止めても、聞かなかった。実はこの二人、それまではチーフを

「じいさんには、こんな箱は運べないだろう」

などと、平気でからかっていた。もちろん、この洗濯機事件のあとは、黙ってしまった。チーフの人は、あんなことをしていると、そのうち腰に故障が出てくるなぁ。

 

©William Ash

さて、

引越業者からの請求額は

2000ドル!

これにチップ代が120ドル

合計で 2120ドル~。

引越2回目の値段を考えれば、コスパは相当に悪い……。

でも、

箱詰め以外は心配しなくていいという安心感に負けた。

そして、

やはり楽だった~。

 

ただ、こんな近距離ならば、UHAULの荷物の移動だけ人に頼める「Moving Help」を使ったほうがいい。Part 5でこのサイトを使用して業者に運んでもらったが、とてもよかった。

また、今ではレンタルトラックを運転してくれるドライバーだけを雇える 「RENTED TRUCK DRIVER 」のようなサービルもある。長距離の引越だと、盗難の多いアメリカだから不安だが、こんな短距離ならば、後ろからトラックのあとを自家用車でついてけるので、盗難の可能性はないかもしれない。

チップについて

Part 3 こぼれ話で説明しよう。

かなり大事……。

 

アメリカ国内引越Part 4 ~ Part 6は、大移動となる。

Part4 は、北端のメイン州から南端のフロリダ州へ 2414 km

Part 5 は、 南端のフロリダ州から、アメリカ大陸の中央のミズーリ州へ 2100km

Part 6 は、中央のミズーリ州から、太平洋岸のワシントンDCへ 1770 km

方法もそれぞれ変えての大移動。

 

果たして、引越費用はいかに?