食べられる庭 ~ たんぽぽ Part 2

edible_weeds_dandelion_2たんぽぽの花は、葉とちがって苦みがないので、いろいろな料理に使える。フリッター、てんぷら、スープ。花びらだけちぎって、パン、マフィン、ホットケーキ、ハンバーグ、スムージー、キッシュ、サラダ、オムレツ,パスタにまぜたり、ハチミツ漬け、お茶にしたりもできる。また、色鮮やかなまま冷凍したり、乾燥保存もできる。

今年は、あまりにたくさんのたんぽぽの花が咲いたので、たんぽぽワインをつくってみた。はじめての試みで、いろいろなレシピがあったが‥‥いちばん簡単なものを選んだ。砂糖の多さに腰がひけたが、ひとまずやってみることにした。

レシピは、1ガロン(約4リットル)のワインができるもので、まずは、容器、道具などはすべて消毒しておくこと。そして、

1. 1ガロン分(約4リットル)の花を摘つみ、苦みの原因となる緑のがくの部分をできるだけとる。

2. 1ガロン(約4リットル)の沸騰したお湯を、1の花びらに流しかけてフタをして、3日間放置する。2日間とするレシピもあった。

3.  2を布でよくしぼってこして、また液体を軽くあたためて、そこに日本のカップで8〜10杯分の白砂糖を入れてよく溶かす。

4.  熱がさめたあとに、オレンジ4個分とレモン4個分のジュースをいれる。

5.  別容器にシャンペン用のイースト一袋分を少量のぬるま湯で活性化させておき、10分〜15分ぐらして泡立ってきたら、4にまぜる。

6.  5をボトルにいれてエアロックをして、暗所で2ヶ月放置して完成!

実際には、1ガロン以上のワインができた。たんぽぽワインは、味、質からいって料理ぐらいにしか使えないときいていたが、そうでもないらしい。クリスマスまで熟成させて、プレゼントにする人もいる。オレンジとレモンジュースが、どのような味をだしてくるのか楽しみだが、りんご酒よりは、ずっと甘くなるのは明らか‥‥。ドライなお酒にするために、おそらくは半年ぐらい、熟成させることになるような気がする。

 

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