パイプオルガンと竜巻警報

昨夜、カフマンセンターで行われた Jan Kraybill のパイプオルガンコンサートに行った。最後の1曲というところで、いくつかの携帯が鳴りだした。やがてセキュリティーが、舞台にずかずかと出てきて言った。

「竜巻による避難警報が出ました。すでに近くの町に、竜巻がタッチダウンしたようです。警報が解除されるまで、座席で待っていてください。ロビーにも出ないように」

人生最初の竜巻警報、、、どうなることか

解除を待つ間、オルガニストの Jan とカンザスシティー交響楽団のディレクターが舞台で、パイプオルガンなどについて話をしてくれた。これが、実になごやかな雰囲気を作り出してくれた。さすがプロ。観客を大切にしてくれる。

二人によれば、ここのパイプオルガンのパイプの数は、5548本。チェロ、トランペットといっしょに演奏したとき、オルガンとは思えないほど表現豊かに聞こえたのだが、ここのオルガンは教会のパイプオルガンとは違い、他の楽器と共演ができるように、音域、音色、音色、音量などを変えられるのだという。 コンピュータ顔負けで、オルガニストの Jan ですら、すべての音色を試したことはないらしい。

40分ぐらいすると、警報が解除された。Jan はトークのあとの疲れもみせずに、最後の1曲を弾き、観客が総立ちして大喝采をすると、うれしいことに圧巻のアンコールで応えてくれた。

外に出ると、雨は小降りになっていた。嵐は、竜巻にはならずに通り過ぎていった。ありがたや。(この夜、20個の竜巻が発生したらしい、、、)