12月になると、たくさんのカラスがいっしょになって眠りにつくようで、一年のうちにこんな姿が目につくのは、冬ぐらい。群れの規模も大きいけれど、まあ、おしゃべりみたいでうるさい。
カラスの群れは、a murder of crows と英語ではいわれるぐらいだから、カラスは人間には恐れられているのだろう。それに、煮ても焼いても食べれないし、頭がいい。人間の都合のいい使い物にはならない。
もうどうみたって人間の上をいく動物のようで、子どもの頃からカラスのお友達がほしくてしかたがない。でも、冬のこんなにうるさい姿を見ると、鳥とはいえお友達にするのは、集団行動が苦手な内向的なカラスに限るかも……と思えてくる。