中央防波堤—海上のオリンピック

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©William Ash

中央防波堤は内側(画像中央)と外側(画像下)を合わせると、東京湾にある埋立て地のなかでもっとも大きく、完成時の予想面積は989ヘクタール。東京ドームの127倍にもなる。東北大震災の瓦礫50万トンも、ここに埋められている。

地平線上には、同じく埋立て地のお台場がみえ、その後ろに東京の都心が続く。これまでに250平方キロメーターもの東京湾の海が、埋立て地にかわった。公園などもつくられて、憩いの場所にもなっている。

そして、ついにオリンピックまでやってくる。

ここで、2020年の夏、オリンピックの一部の競技が行われる。外側埋立地で自転車競技、内側埋立地の海の森公園で、ボート、カヌー、馬術などが予定されているらしい。

潮風のなかのオリンピック‥。東京湾のイメージは、子供のころとは比べ物にならないほど、クリーンで、しかも洗練されたものになっている。

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