カンザスシティの暮らし ~ ビル模様

©William Ash

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15日の今日から、カンザスシティでも制限付きで経済が再開される。
その一方で、今週初めのニュースによれば、クラスターが発生する可能性が高い都市のひとつに、カンザスシティとジャクソンカウンティ―を含めた地域が挙げられているらしい。スーパーとかは今でも平気でいけるが、レストランやコンサートなど人が集まる場所には、再開されても行く気はしない。

5月14日午後2時の時点で、ミズーリ州で検査を受けた人の数は126,935名。
そのうち、感染者は10317名(死亡 562名)。
カンザスシティの感染者は 、838 名(死亡17名)。

ミズーリ州全体の統計だが、感染者の多い年齢の上位をあげれば、
1位 80歳以上 1178名
2位 55~59歳  965名
3位 60~64歳  917名
4位 50~54歳  884名
5位 45~49歳  842名

また、感染者の中で白人が42%と、黒人の33%をしのいでいる。
性別では、女性のほうが約1000人ほど多い。

私自身は、2位にあがっている年齢層にはいる。それで夫に「やばい!」と言って騒いだら、「州の人口の中で、2位の年齢層が占める割合がどれぐらいか知っている? もし2位に占める人口が多ければ、当然、感染者の数も増えるから、当たり前の結果になる。そこを調べてから、あわててくれ」

つまり……統計の数値というものは、一つの視点から見た結果にすぎないのでした。