ワシントンDCの風景 ~ Sunday on the Mall

©William Ash

日曜日のナショナルモールには、かなりの人が来ていた。そして、近くの埠頭のレストランも、大賑わい。みんな待ちきれなかったのだろう。もちろん、そのつけもまわってきているようで、全米でコロナの感染者数が下がっていく中、DCを含めたおよそ10州の感染者数は、上がってきているらしい。

ワシントンDCの風景 ~ Cherry Blossom Art Hunt

©William Ash

桜の季節に入ってから、DC にアート作品が置かれているのに気が付いた。二人ぐらい座れる桜の花びらをした椅子に、アーティストがデザイン画を描いたもので、ピンク色のものはすべて ナショナルモールの Enid  A. Haupt Garden に置かれている。黒いものは、 Van Ness にある DC大学の外。

ピンクの椅子を見たときは、うれしくなって、普段なら絶対にこんなことはしないのに、片っ端から座って写真を夫にとってもらった。が、なぜか黒い椅子は、その気になれなかった。アーティストの自由な心の躍動にケチをつけるつもりはないけれど、「桜の花なんですけど。。。」と言いたい。

これらは ART IN BLOOM と呼ばれるイベントの一環で、25人のアーティストによる26もの桜の花型の椅子が、DCとメリーランド州、バージニア州に置かれている。全部を見てまわる Blossom Hunt をしてはいかがでしょうか?

ワシントンDCの風景 ~ DC Cherry Blossom Season

©William Ash

DCの桜のシーズンがスタートしている。ローカルニュースでも、桜の開花予報が定期的に流れる。日本みたい。今のところ1%しか咲いていないが、この週末、ナショナルモールには多くの人がいた。開花の本シーズンは、東京と同じ4月だという。

 

ワシントンDC ~ Small Mysteries

©William Ash

シティーというものは、本当に面白い。一見、何でもないのに、よく見てみると、「これは何だ?」と思わせるものに出くわすからだ。雨水用のパイプに描かれた絵もへんだが、そのパイプが屋根の雨樋につながっているのならまだしも、二階のドアの窓から出ている。なんか変……で、怪しい。

ワシントンDCの暮らし ~ 情報求む

DCのバス停のデジタル掲示板には、1月6日に連邦議事会議事堂を襲った暴徒の写真が、代わる代わる出てくる。FBIが情報を求めているからだが、その数は、日々、増えている。「ARRESTED」とある人は、すでに逮捕済み。ニュースによれば、容疑者の家族や友人たちの多くは、率先して、情報を提供しているという。

ワシントンDCの暮らし~ 到着

年始年末にかけて、ワシントンDCに引越した。上の写真は、引越業者が去ったあとのアパート。映画の「インディージョーンズ」の「レイダーズ 失われたアーク」の最終場面のようだ……と、夫が一言。

メイン州を去るときに、かなり物を処分したが、本を捨てることができない……反省もこえて、あ然。さらに、カンザスシティで家具を買い足したので、26フィートのトラックの80%ぐらいが埋まってしまった。「本をわざわざ小さな箱につめてくれて、ありがとう。運ぶのが楽だったよ」と、引越やさんのお兄ちゃんたちが言ってくれたっけ。こちらこそ、300個を超える箱を運んでくれて、ありがとう!

ところで、ワシントンDCについた数日後に、連邦議会議事堂に暴徒が乱入する事件が起きた。友人や家族から「大丈夫か?」と連絡がくるまでは、髪振り乱して箱を片付けていたので気がつかず、アパートから「午後6時から午前6時まで、外出禁止令がでました」とメールがきて、さらに夜に「外出禁止令が15日間延長されました」と追加のメールがきたときに、外ではやばいことになっているのかも……と思い始め、外の様子をうかがえど、これといって何もなし。DCは小さいけれど、北西部にあるアパートのまわりは、今も、こんな感じだ。

自然の中の暮らしを求めて東京を出て、憧れのメイン州の田舎暮らし、フロリダでの巨大分譲地暮らし、カンザスシティの地方都市暮らしと、いろいろな環境に身をおいてきたが、今回は、縁あってのDC暮らし。これからもブログで紹介していきたいと思う。

Wild Horses ~ 野生馬

メリーゴーランドが、「市民権運動のシンボル」といったら意外に思うかもしれないが、キング牧師があの有名な「私には夢がある…」という演説をした日と同じ日の1963年8月28日、ボルティモアの Gwynn Oak 遊園地で、人種による差別的な待遇にピリオドが打たれ、チャールズ・ラングレーと11カ月の赤ん坊シャーロンが遊園地のメリーゴーランドにのった最初の黒人となった。そのメリーゴーランドは、1981年にワシントンDCのナショナル・モールに移されて、画像のように今日に至る。もちろんすべての人が楽しめる。