「空海の人びと」のご案内

空海の人びと~ 迷いながら歩いた遍路
(by naomi otsubo)発売となりました。

30代のアメリカ人と日本人の夫婦遍路が、四国八十八ヶ所遍路道を奥の院、番外といっしょに3周した思い出をまとめた75日間の聖地巡礼日記。
424ページの巡礼メモア。

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©William Ash

空海のこともよく知らず トボトボと
霧の中 山の中 雨の中を 75日

明暗に ウソと誠
シリアスながらコミカルで
超ローカルなのに ユニバーサル

未来図が 突然の沈黙に 発光する

やっぱり みんな 人間だ
感じて 耳を澄まして
神仏を超えて 発電している

ホントのところ この道で
自分が体験しているものは
 何なのか?

 

詳しくはこちら →「空海の人びと」専用ページ

これまでの四国遍路道のブログ記事、
「空海の人びと」関連ページは、こちら

追記(12月):電子書籍版(縦書きと横書き)も発売されました。
縦書きは、楽天KOBOにもて発売中 → 電子書籍「空海の人びと」

 

空海の人びと ~ 近刊のお知らせです

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©William Ash

空海の人びと~ 迷いながら歩いた遍路
(by naomi otsubo)
2016年10月に発売されます。

30代のときに、四国八十八ヶ所遍路道を、奥の院や番外といっしょに、夫婦で歩いて3周したのですが、その思い出を1周目の1998年の日記をもとに、75日間の巡礼のメモアとして1冊にまとめました。

アメリカ人と日本人がともに経験した遍路道
見知らぬ人と何気に話す……そんな空間を歩き続けた75日

ひどいニュースが流れる今日だから、旅情報ではなくて、遍路道で出会った見知らぬ人たちとの会話を、四国の自然といっしょに、一冊の本に散りばめました。

それに、
テレビのドキュメンタリーと実際の遍路道は、ちょっとちがった……。

 

明暗に ウソと誠がまじり
シリアスでありながら コミカルで
不自然ながらも 超自然
超ローカルながらも ユニバーサルな遍路道

 何気ない人々の言葉 視線 しぐさ 胸の内
どこか とても 不思議に 懐かしい

追記:電子書籍ソフトカバー本で発売中。

熊谷寺, 八番札所—四国遍路

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©William Ash

熊谷寺は、その名前ほど、恐ろしいところではない。むしろのどかなお寺で、小さな谷の端にある。写真の右は本堂、左の階段は大師堂へと続いている。

鐘撞き堂で鐘をつきながら、私たちは、あるアメリカ人夫婦のことを思っていた。まだ遍路道ブームがおこる前の90年代、かれらは遍路道をテントをかついで歩いて巡り、この鐘撞き堂では、住職から許されて一夜を過ごした。そう‥‥、かれらこそ、私たちが遍路道を歩くきっかけとなったのだった。

 

30代のアメリカ人と日本人の夫婦が、八十八カ所や奥の院、番外を訪ねながら
四国遍路道を歩いて3周した遍路日記をまとめた聖地巡礼メモア
「空海の人びと」
電子書籍ソフトカバー本で発売中。