Photobook 2015

life_in_maine_photobook_2015

©William Ash

Photobook 2015」のオープニングが、マサチューセッツの Griffin Museum of Photography で先日、行われました。この展覧会は3月6日までおこなわれ、私の写真集「Earth Water Fire Wind Emptiness: Tokyo Landscapes」 (地水火風空ー東京ランドスケープ)他、選ばれた本はオンラインで購入できます。この写真美術館では、ほかにも個展が同時開催されています。お近くの人は、ぜひ足を運んでみてください。

Photobook 2015

earth_water_fire_wind_emptiness_Front_back_cover

©William Ash

先日のブログでもご報告させていただきましたが、写真集Earth, Water, Fire, Wind, Emptiness: Tokyo Landscape (地水火風空)」が、 Davis Orton Gallery と Griffin Museum of Photography 共催の自費出版コンテスト「フォトブック 2015」(2015年の写真集)のひとつに選ばれました。

受賞したすべての写真集、および写真集のご購入は、こちらをご覧ください。また日本語でのご購入は、こちらをクリック。1冊25ドル。アメリカ国内への送料は1冊7ドルから。日本及びその他の国は、1冊16ドルからです。

 

写真展より 〜 Home and Homelessness

exhibition_home_homelessness_2写真展 「 Visualizing Home and Homelessness」が、メイン州立大学のOronoキャンパスの  Lord Hall ギャラリーで行われている。左の大きな写真は、最近出版した写真集 Earth, Water, Fire, Wind, Emptiness (地水火風空)からのもの。お近くの方は、ぜひ足を運んでみてください。

Japan Camera Hunter にレビューが掲載。

最近出版した東京の写真集、Earth, Water, Fire, Wind, Emptiness( 地水火風空)のレビューが、人気のウエッブサイトJapan Camera Hunterにのりました。

Japan Camera Hunterは、日本に住んで10年のイギリス人、Bellamy Huntさんによるものです。写真集の東京の景色が、これまで紹介されてきた東京の姿とはちがい、かれも「美しい」と多いに共感してくれました。実際に住みたくなるほど外国人を魅了する東京の姿は、日本人が世界へ誇っている東京の姿とはちがいます。そして、おもしろいことに、日本人はそのことを知りません。外国人の心をつかむ東京のユニークさとは何なのか。以下に、Huntさんのレビューを手短かに日本語訳してみると……

「この写真集が面白いと思ったのは、東京という都市の表現方法だ。私は日本に住んで10年以上にもなるのだが、この写真集は、私が見てきたもの、そしてそれらが個人的な空間として、人の感情にいかに影響を与えているかをパーフェクトにまとめあげている。日本はユニークな国だが、外国人にとってユニークな点は、多くの日本人が思っているものとはちがう場合がよくある。

これらの写真は、密集した東京の煩雑な、そして本当にそうなのだが、不思議なことに空っぽな空間を描き出している。小さな面積にたくさんの人が住んでいるので、東京と言えば、みんな渋谷のようなところを想像する。でも、東京はそうじゃない。東京は実は巨大で、山もあり、熱帯の島だってあるのだ。

だからこそ、この写真集が、私にはとても美しく思えてならない。写真を通して、いつも見ているのに見逃してきたものを共有できる。William Ashは、この本を完璧に編集してある。また、それぞれの場所についてのすばらしい説明もあり、日本語にも訳されている。」

どうぞ、Huntさんのサイト(英語)に飛んで、スクロールダウンしてお読みください。一番最後に、丁寧に紹介されています。また、写真集については、こちらをクリック

earth_water_fire_wind_emptiness_books

 

ふとん太鼓 〜 祝う

futon_daiko_ume_kita_cho

大阪堺市の百舌鳥八幡寓で行われる月見祭りは、長い間、住民の間で守られてきた地域のお祭りだ。9月か10月の満月の週末に行われ、九つの町が参加して、壮麗な九つのふとん太鼓が出る。それぞれの太鼓を担いで練り歩くのには、少なくとも100人以上が必要で、担ぎ手や応援する人々をみていると、住民の繋がりの強さが感じられてくる。

Futon Daiko - William Ash

写真を楽しんでいただけましたら、ぜひ にほんブログ村 写真ブログへをクリックしてください。二つの写真ブログランキングに参加中で、クリックにより、人気ランクが上がるしくみになっています。尚、クリックによりブログ村のウインドウが開きますので、そちらにある数々の日本の人気ブログもお楽しみになれます。本日も、ご訪問ありがとうございました。

日本のお正月

japan_nara_daibutsu2

©William Ash 奈良の東大寺の大仏

関西にいたとき、新年はかならず奈良の東大寺と春日大社にいった。

大仏様を見上げると 不思議と毎年思い出すチベット僧ツォンカパの言葉がある。

「覚えておきなさい。

人の一生は,雨のひとしずく。

現れる先から消えていく、美しきもの。

だから、目標をもちなさい。

それに向って、昼となく夜となくはげむのです。」

 

 

translated by 大坪奈保美 写真集「TIBET:光との出会い」by WILLから

写真集「Futon Daiko」(ふとん太鼓)がデザイン賞受賞

写真集「Futon Daiko: A Japanese Festival」(ふとん太鼓:日本の祭り)が、
The Book Designer.com から、2013年7月のベストデザインカバー(ノンフィクション部門)を 頂きました。Joel FriedlanderによるThe Book Designer.comには、インディペンデント出版社のための情報がたくさん載っています。
詳しくは、こちらをどうぞ。 The Book Designer.

futon_daiko_199ECA-Jul-2013-NF

Futon Daiko - William Ash

新刊「ふとん太鼓、日本の祭り」

Apple iBookstoreから、新刊「Futon Daiko: A Japanese Festival」英語版

(訳:ふとん太鼓:日本の祭り)が発売されました。

Cover image of Futon Daiko

日本の文化はとても古く、神秘的であり、外部のものからすると奥が深く、理解が難しいものですが、本写真集では、日本文化の中でも、体験をその教えの要とする神道の祭りをとりあげました。

大阪府堺市にある百舌鳥八幡宮で行われた二日間のふとん太鼓の祭り(月見祭)を中心に、導入部分には東京の荻窪白山神社の祭りも紹介しています。46枚の写真、ふたつのイラスト、写真付きの語彙集から構成された、美しい神道の入門書となりました。

神道と祭りに魅了されたWilliam Ash(ウィリアム アッシュ)が、祭りという儀式の場から放たれ溢れる情熱と力を捉えました。

ご購入の際は、どうぞこちらをクリックしてください。

Futon Daiko - William Ash