Sabal Palmetto ~ 牧草地のヤシ

©William Ash

このヤシは、フロリダ原産で、高さが20メートルぐらいになる。幹がなめらかなものもあるが、中にはV字型の切れ目をもつものもある。この木は牧草地で撮影したのだが、メイン州で放牧された牛の姿を見てきたせいか、ヤシの木のまわりで牛が草をはむという景色にとまどいを感じる。牛とヤシの木?

Invasive ~ 侵略

©William Ash

ティンボ(Pacara earpod tree)は、コスタリカ減産だが、フロリダのいたるところで見られる。名前の由来となった個性的な形をしたさやの中には、たくさんの種がはいっているので、それらが同時に発芽して育ち、画像のようにずらりと並んでコロニーをつくったりする。

Merritt Island, Part 5

©William Ash

メリットアイランド国立鳥獣保護区(Merritt Island National Wildlife Refuge)には、たくさんの水鳥がいて、種類も多い。一年中ここで暮らす鳥もいれば、渡り鳥もいる。

夫が撮影した日は、空は青く、緑のマングローブを背に、多くの白い鳥が羽を休めていた。美しい景色だった。でも、不思議なことだが、カラー写真よりも、この近赤外で撮った写真のほうが、自分が受けたその場の印象をはるかによく表している。

Merritt Island, Part 1

©William Ash

メリットアイランド(Merritt Island)は、フロリダ州でもっとも大きなバリア島で、あのケネディー宇宙センターや、14万エーカーに及ぶ国立鳥獣保護区がある。一面のマングローブを眺めていると、その下が水であることをつい忘れてしまう。

見捨てられたオレンジの果樹園

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オレンジの果樹園の名残りのような風景が広がっている。オレンジの木は50年ぐらい果実をつけることができる、とても生産性の高い果樹のひとつ。オレンジの栽培にフロリダの土壌と気候が適しているので、たくさんの果樹園が見られるが、この果樹園のように静かに姿を変えていくものもある。