竜は、水のなかにいる。海に、川に、雨の中にいる。
むかし、川の流れに逆らって、滝を登ろうとした鯉の群れがありました。飛び上がっては、滝を超えようとしたのです。ところが、鯉の必死な姿をみた悪魔が、意地悪にも滝をさらに高くしてしまいました。でも、鯉たちはくじけませんでした。ひたすらがんばること一年、ついにその中の一匹が滝の上に登ったのです!これを見た神様はとても感動して喜ばれ、その鯉を竜に変えたといわれています。だから鯉は、強さと忍耐のシンボルなのだそうだです。(皇居の池にて撮影)
竜は、水のなかにいる。海に、川に、雨の中にいる。
むかし、川の流れに逆らって、滝を登ろうとした鯉の群れがありました。飛び上がっては、滝を超えようとしたのです。ところが、鯉の必死な姿をみた悪魔が、意地悪にも滝をさらに高くしてしまいました。でも、鯉たちはくじけませんでした。ひたすらがんばること一年、ついにその中の一匹が滝の上に登ったのです!これを見た神様はとても感動して喜ばれ、その鯉を竜に変えたといわれています。だから鯉は、強さと忍耐のシンボルなのだそうだです。(皇居の池にて撮影)
日本橋は、徳川家康が国の道の長さを測定する始点として、1603年にかけた橋で、時代劇を見ていれば、かならず当時を思わせる木造の日本橋が出てくる。そのせいか、「にほんばし」と「音」として聞くだけでも、どこか粋でハツラツとして江戸を感じさせる力がある。
ところが、「お江戸、日本橋 七つ立ち〜」と鼻歌まじりに見にいく観光客を、なんて茶番!と、これほど唖然とさせる橋も少ない。1964年の東京オリンピックのために作られた汚い高速が、橋の上を走っていて、下には日の当たらない黒い川が淀んでいる。
それでも、今回30年ぶりに訪ねてみたら、あの汚かった川の水が臭わない。東京湾の水が澄んできたように、忍耐強く環境保全、景観保全に尽くしてきた人たちがいるんだな〜と、30年ぶりに訪ねてみて、感動してしまった。
1964年と2020年の東京における二つのオリンピックの間の56年が、「破壊」から「創造への回帰」の時代であったと言えるように、今度は2020年の東京オリンピックのために、日本橋の姿が少しでも改善されることを期待してしまう。
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城南島海浜公園は東京湾上の人口の島で、釣り人や、羽田空港の滑走路Bに着陸する飛行機の写真を撮ろうとする人たちの姿がみられる。
月光のなか
海上には 船の明かり
その上には 向ってくる飛行機のライト
雲の上には オリオン座
写真の上側に プレアデス星雲‥‥と
さまざまな光が、東京湾の夜空にゆらいでいた。
60年、70年代はヘドロなど公害にまみれていたのに、信じられないほど水が奇麗になった東京湾を見て、大げさながら「よくぞここまで」と感動してしまった。
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アメリカにいて、日本の何が一番恋しいかといえば、梅干しでも納豆でもなくて、お正月だ。12月31日の晩に行われるアメリカのドリンキングパーティーとはわけがちがい、日本ではまさに大晦日から、新年に向けてのお祝いが始まる。除夜の鐘、深夜に神社やお寺に向う人々の足音、話し声‥。そして、若水、書き初め、仕事始めへと続く。あ〜、風情がある。
ネイティブアメリカンが、「節目を祝う儀式を通して、クリエーターなる創造主が人をごく自然に変化、成長させる」というのを聞いたことがあるが、日本のお正月にも、同じような大きな智慧の力が働いているにちがいない。自分がどんな状態であれ、その力に祈るように共鳴して迎える新年は、心のなかがどこか清々しい。
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小屋のような店といい、人ごみといい、いかにも日本の昭和らしい情緒があふれている。お正月のおせちの材料を買いに、出かけたものだった。築地もアメ横も、欧米人にとっては、好奇心をそそるエキゾチックな観光地として人気があり、まわりが高層化されればされるほど、ますますその価値はあがっていく。古くて汚いようだが、実はお宝。だから、開発とかいって高層ビルなどにしたら、もったいない、もったいない。
欧米は、自分たちの大事な文化的地域、遺産は、しつこいぐらいしっかり、ちゃっかり守っている。建物ごと、守っている。森は一度失われると、同じ植生の森にはもどらないらしいが、「人間の森」もそれと同じであることを、悲しい過去に学んで知っているようだ。
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新宿のヨドバシカメラには、よくいった。そのあと、あたりをうろついて、夜のダウンタウンを楽しんだ。 今にして思えば、煩雑ながらも安全で、わりときれいと思える町だった。ビジネスマン、学生、OL、客引き、ティッシュペーパーを配る若者たち‥‥。寿司屋、うどん屋、ドラッグストアー、ラーメン屋、ゲームセンター,ビルに大学、デパート‥‥。欧米の美しい景観もいいけれど、新宿のように狭い場所にごちゃごちゃしながらも、共存していることに違和感のない町も、またなかなか。そういうことができるのは、ひとつの才能だと思える。映画のロスト・イン・トランスレーション(Lost in Translation)で新宿の町がでたときは、それはもう、うれしかった。町の景観はどんどん変わっていくものだけれど、いろいろな人やものが共存できる温かみは永遠であってほしい。
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真夜中をすぎるとすぐに、大きなトラックが入ってきた。後部ドアが開くと、中にはぎっしりと冷凍されたマグロが入っていた。明朝のセリに出されるのだろう。男たちが、マグロをトラックから引きづり落とすように、降しはじめた。マグロは、大きなアイスキューブのように、床で音をたてて跳ねた。
私はこの様子を、海とトラックの間にある埠頭に立って見ていた。マグロを降ろし終えたのか、ドアを勢いよく閉めると、男がひとりトラックに乗り込んだ。トラックはゆっくりと前進して、その場を去るかと思われた。
ところが‥‥
突然、猛スピードでこっちにバックをしてきた。そして、いきなり急ブレーキを踏むと、大砲を打ったかのような爆音が響いた。運転席のドアが開き、男が降りてきた。後部のドアを開けると、ドアのまわりにはマグロが散乱していた。待ってましたとばかりに、他の男たちがまた、マグロをトラックから降ろし始めた。
どうやら、ブレーキの衝撃を使って、前方にあるマグロをドア近くへ移動させたようだった。あの爆音は、マグロが雪崩れるようにして、後部ドアに激突した音にちがいない。
正直、自分はこの時、なぜトラックがあんな風にバックをしたのか、あの爆音は何だったのかなんて、考える余裕はなかった。ただ、トラックにひかれるのと、東京湾に飛び込むのとでは、どっちがましか?を考えていた。
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