Edogawa ~ 江戸川

江戸川の堤防の高さは10メートルで、反対側の家々が並ぶ土地の標高はほど海面と同じだ。江戸川区の人口密度は、13900人/㎢。何百万という人が、この堤防によって守られている。

写真集「 Earth, Water, Fire, Wind, Emptiness: Tokyo Landscape.」より。

 

城南島

城南島海浜公園は、羽田国際空港のすぐそばにある。

タンカーや飛行機の姿が絶えずあり、釣り人がぼんやりとそれを見ていたりする。

都内では、珍しく砂浜まで楽しめる公園だが、水はまだ有害で、遊泳禁止。

それでも、公害だらけの70年代を思えば夢のような状態なので、「水の澄んだ東京湾で泳ぐ」という心の片隅にある夢が、現実化するような期待をもってしまう、

TOKYOが、水と空気が最もきれいなメトロポリタンになるような気がしてくる。

写真集「Earth, Water, Fire, Wind, Emptiness: Tokyo Landscape.」

 

第8回フォトブックショー

写真集「Tsukiji: Tokyo Fish Market Suite」 が、グリフィン美術館の8回目のフォトブックショーの作品に選ばれました。とても光栄に感じています。場所は、マサチューセッツ州の Winchester で、3月8日から4月1日の間、展示されます。お近くの方は、ぜひお立ちよりください。

Shitamachi~下町

東京は、日本でもっとも近代化された都市とされ、風景は絶え間なく変化している。ところが、開発の波をうまく逃れてきた地域もある。たとえば谷中。大好きな下町だ。

谷中は、今ではよく知られた下町だが、かつては農家が点在する山林地にすぎなかった。ところが、そんな場所を変える事件が起きた。1657年の明暦の大火だ。江戸の65%が焼けて、10万人が亡くなった。この大火事の火元はお寺と言われ、徳川将軍によって多くの寺が、江戸の北に移された。谷中は、このお寺大移動によって生まれた町のひとつだった。写真集「EARTH WATER FIRE WIND EMPTINESS ~ 地水火風空」より。

東京のお正月

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©William Ash

日本のお正月は、おもしろい。いろいろな行事がおこなわれるが、その中心はもちろん新年の初詣。人が川の流れのようになって、神社やお寺へ向って歩いていく姿は、いい年にしたいという人間の願いが作りあげる風景で、なんとも心温まる。東京の浅草寺も、大晦日の深夜から人であふれ、長い列ができる。寒かったけれど並んで待った初詣の思い出は、年を重ねるにつれていい思い出となっていく。

クリスマス・イルミネーション 1

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©William Ash

アメリカでは、12月になると家の外にイルミネーションがほどこされ、夜のドライブが楽しみとなる。宗教色はないけれど、日本も最近は負けていないようだ。写真は東京の小さなレストランのイルミネーション。その前を歩く人たちの顏にも、笑顔が浮ぶ。自分ではしないので、イルミネーションを見ると、してくれた人たちの心意気に感謝したくなる12月だ。

幼稚園に、キリスト降誕!

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©William Ash

幼稚園の屋根の上に現れた、キリスト降誕。ピンクのうさぎさん、クマのプーさん、ほうきをもった雪だるまもいっしょです。東京のランドスケープ写真集「地水火風空」の選外となった東京風景のひとつより。

Photobook 2015

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©William Ash

先日のブログでもご報告させていただきましたが、写真集Earth, Water, Fire, Wind, Emptiness: Tokyo Landscape (地水火風空)」が、 Davis Orton Gallery と Griffin Museum of Photography 共催の自費出版コンテスト「フォトブック 2015」(2015年の写真集)のひとつに選ばれました。

受賞したすべての写真集、および写真集のご購入は、こちらをご覧ください。また日本語でのご購入は、こちらをクリック。1冊25ドル。アメリカ国内への送料は1冊7ドルから。日本及びその他の国は、1冊16ドルからです。

 

Hakusan Creation News

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©William Ash

写真集  「地水火風空(Earth, Water, Fire, Wind, Emptiness)」 が、ディビス・オートン・ギャラリー(NY)とマサチューセッツのグリフィス写真美術館( Griffith Museum of Photography)共催の写真集コンテスト「2015年の写真集」のひとつに選ばれました。

これによって、2016年1月から3月まで、写真集がグリフィス写真美術館に展示されることになりました。グリフィス写真美術館は、地域はもとより世界中の写真家を紹介するなど、ニューイングランドでは写真では権威ある美術館なので、この入賞はうれしいニュースです。

また、この写真集からの写真が、New Landscape Photography で紹介されました。 このサイトは Willson Cummer さんによるもので、世界中の写真家の作品を紹介しています。よろしければ、サイト名をクリックして見てみてください。

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