砂から流れ出る海水が、砂浜の表面に水路を作っていた。右から光が当たれば、水路は砂浜の表面から盛り上がっているように見えるし、左から光が当たると、砂に掘られたように見える。(リード州立公園、メイン州)
「メイン州の海岸線」タグアーカイブ
Winter Sun ~ 冬の太陽
先週末は久々に快晴となったので、ベイリー島 (Bailey Island)に行った。冬の太陽が沈んでいく。まだ午後3時。1時間後には、その姿はもうない。
Fading Light ~ 消えゆく光
もう4時半になると日が暮れる。夏には、空からゆっくりと光が引いていったものだったが、今は太陽が沈んでしまえば、光には大地を照らし続ける力など残っていないので、どんどん辺りが暗くなっていく。この酷なる残照の美しさは、まぎれもなく冬の到来が近いことを告げている.
Acadian Seas 〜 アーカアディアの海
アーカディア国立公園のマウントデザート島の海岸より。
Fall Salt Marsh, Part 2
リード州立公園の湿地は、今、紅葉の季節を迎えている。紅葉する湿地の美しさにはじめて触れたのは、1991年だった。「湿地」という言葉から連想され汚いイメージが、一気に消えた。湿地は、冬も雪をかぶって美しい。多くの生物の住処として大事な役割を果たしている湿地。人が足を踏み入れることができないということは、幸いなことかもしれない。
Fall Salt Marsh, Part 1
Beyond the beaches at Reid State Park.
リード州立公園の海の横には、海の水による塩性の湿地が広がっている。草紅葉という言葉があるが、紅葉する湿地の風景は、その細やかな草のせいか、まるでゴッホの筆さばきを思い出させる。
浸食
Half Mile Beach in Reid State Park. リード州立公園のハーフマイルビーチより。
Time and Tides
Columbus Day か Indigenous People’s Day
先週末はコロンバスデーのウィークエンドで、アーカディア国立公園には、たくさんの人が繰り出していた。
コロンバスデーは、コロンバスがアメリカ大陸に到着した記念日らしいが、先住民側にしたら、侵略が始まった日となる。先住民の受けた苦しみを考慮して、「先住民の日」(Indigenous People’s Day)と名前を変えた州もあれば、祝日にしない州もある。
今、人類が目指す火星には、先住民というか、征服される生物がいないことを祈るばかりだ。火星に到着した日には、「平和と友好」の象徴となるような名前がつけられればいいな。
海 〜 Ocean Swells
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